概要
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元ネタは漫画「神のみぞ知るセカイ」の有名な1コマである。
ネット上では、「同じレベルの馬鹿同士の喧嘩」や「同じ趣味(前提知識)を持つ者同士の喧嘩」など、当人同士にしか分からない言い争いや、低レベルな喧嘩を行う人に対して煽り目的で使われる。
元ネタ
週刊少年サンデーの漫画「神のみぞ知るセカイ」の1コマ。
マンガ版では第4巻「FLAG.30 雨がやんだら」で登場する。この漫画はやたらと名言が多い。
こちらは、ネット上で使われる用法とは多少用法が異なる。
「ねー桂木ー、ちひろとケンカしたんだって?」
「知ってるか・・・・
争いは同じレベルの者同士でしか発生しない!!
ボクと現実が争うことはあり得ない!! なぜならボクと現実には接点がないからだ!
ボクは、ケンカなんかしていないっ!!」
本来のセリフにおける「レベル」は「次元(生きている場所)」のことであり、喧嘩している人を低レベルとは言っていない。(相手(を含む三次元)を見下す意味合いはあるのだが。)
主人公である桂木が、クラスメイトの女子に口喧嘩して負けたトラウマから二次元(ネットゲームや恋愛ゲーム)が生活の中心に引きこもってしまっている。
「今の自分は二次元(ネットやゲームの世界)を中心に生きているので、三次元(学校)で何が起ころうと自分には関係ない。現実世界で口喧嘩に負けたことはカウントしない(あれはそもそも喧嘩ではない)」と言い張っているだけのシーンである。
ちなみにこの1コマは、原作の使い方以上に様々な解釈ができ、
実際に会話で使うと汎用性が高すぎるということで、一部でAA化されてネットで流行語化した。
また、アニメ化した際にはアニメーションが追加され、かなり印象的なシーンになっていたために「レベル」という単語が用いられているために曖昧で便利に使えることで流行った。
現在もなお「目糞鼻糞を笑う」「五十歩百歩」「どんぐりの背比べ」と同じく「不毛な喧嘩は、同じような低レベルの人同士でしか発生しない」という意味で使われている。
一方で高レベル同士の争いに対しては、「金持ち喧嘩せず」という言葉があるせいかあまり用いられない(それ以前に争わない)。
イラストとしては、AAを基にしたものの他、
低レベルな争いを繰り広げているものに付けられる。
まあ、
一部が高レベルだったりもするが。
なお、このpixiv百科事典においてもそういった争いが生じる事がある。
何がとは言わぬが、「応じる時点で相手と同じレベルに堕ちる」とだけは言わせて欲しい。