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福岡市内線の編集履歴

2011-02-17 05:28:02 バージョン

福岡市内線

西日本鉄道の軌道路線。文字通り、福岡市内を走っていた路面電車である。福岡市営地下鉄建設により、1975年に第一次廃止、1979年に全廃された。


路線一覧


貫線(かんせん)

九大前~姪の浜

  • 福岡市内を東西に結ぶ路線。福岡市中心部である天神や中洲を通過していた。室見橋から姪の浜までは単線。姪の浜停留所は国鉄筑肥線姪浜駅からだいぶ離れていた。1975年に廃止。

城南線(じょうなんせん)

渡辺通一丁目~西新

  • 名前の通り、福岡城址の南側を通過する路線。途中、薬院(停留所名は「城東橋」)で西鉄大牟田線との平面交差があった。沿線の城西橋に福岡市内線最大の規模を誇る車庫があった。1975年に廃止。

呉服町線(ごふくまちせん)

呉服町~祇園町

  • 貫線と博多駅を結ぶ路線。昭和38年の博多駅移転により距離がより短くなった。1975年に廃止。

循環線(じゅんかんせん)

千鳥橋~祇園町~博多駅前~渡辺通一丁目~天神~市民会館前~千鳥橋

  • 文字通り、福岡市中心部を循環する路線。かつては系統によって半周したり何周も回ったりして利用者を困惑させる面もあった。福岡市内線で最後まで残った路線でもある。1979年に廃止。

貝塚線

千鳥橋~貝塚

  • かつては宮地岳線の一部であったが、1954年に福岡市内線に編入。宮地岳線の都心アクセスを台無しにした。循環線とともに最後まで残った路線である。1979年に廃止。(なお、福岡市内線に編入された区間は廃止時まで宮地岳線の扱いであった)

吉塚線

吉塚駅前(戦前は三角「みすみ」)~千代町

  • 国鉄吉塚駅前から出ていた路線。福岡市内線で初めてワンマン運転を行った路線であったが周辺道路の混雑が激しくなり、地下鉄工事とは関係なく1973年に廃止。

築港線(貨物専用)

三角~吉塚駅前~千代町~千鳥橋~博多築港前~博多築港

  • 国鉄吉塚駅から博多築港を結ぶ貨物路線。うんたんもとい、運炭専門に扱っていた。国鉄の貨車を通すため吉塚線と循環線の一部区間(千代町~博多築港前)は三線軌条であった。1961年休止・1963年廃止

車両基地


  • 東車庫(福岡市内線唯一の車両工場でもあった。バス営業所になった後現在はマンションになっている。)
  • 今川車庫(現在敷地はは福岡市営地下鉄の変電所になっている)
  • 城西車庫(福岡市内線最大級の収容能力を持つ車庫であった。バス営業所になった後、現在はゴルフ練習場やスーパーマーケットなどになっている)
  • 貝塚車庫(第一次廃止後唯一の車庫。宮地岳線の多々良車庫と同居していた)
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