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かなまりの編集履歴

2017/04/29 01:58:43 版

編集者:全方位オタク

編集内容:「その後」の部分を少し修正。

かなまり

かなまり

かなまりとは、『ラブライブ!サンシャイン‼』に登場する、松浦果南と小原鞠莉のカップリング。

概要

ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する、松浦果南小原鞠莉のカップリング。

三年生同士で、二人の発育がよく、モデルやグラビア並のスタイルを誇る。

Aqours内でふたりだけ、学校のある内浦ではなく海に浮かぶ淡島に在住している。

そのためか、第一回センター投票のコメントでは

鞠莉が「いつもお世話になっている果南ちゃん」に投票したと言っている。

ドラマCDでは果南が暴走しがちな鞠莉を最終的に落ち着かせる事が多い。鞠莉も果南にはやさしく接している。

アニメでの絡み

(以下ネタバレ注意)

アニメ放送前のPV及び第1話では、果南が鞠莉の乗るヘリを「…小原家でしょ」と気に入らない様子で見つめていた。

第3話では千歌たちのライブを影から見ていた果南に、鞠莉が唯一気づいたかのような描写がある。

第4話では鞠莉が果南をスクールアイドルに誘うが、これを拒否。鞠莉は「相変わらず頑固親父だね…」と呟いた。この直前、鞠莉は果南に抱きついている。

第6話では浦の星が廃校になる事を聞いて、果南が鞠利の家に進入。そこで鞠莉は「廃校を救うには果南の力が必要」と果南に復学届けを差し出す。

また、ダイヤ、果南、鞠利の出会いについてもこの回で描かれている。その邂逅(かいこう)は幼いころにさかのぼるもので、幼少期の果南が鞠莉を抱きしめている描写も見られた。

第8話では千歌たちのことを聞いた果南が、鞠莉を海岸に呼び出す。その際に鞠莉が「こうして呼び出されるのは久しぶり」と発言している事から、昔はよく呼び出されていた事が伺える

1年生のときの回想では、果南が鞠莉がスクールアイドルに入るというまでハグしようとする。東京でのイベントに呼ばれてテンションの上がるダイヤを2人で保護者のように見つめるなど、仲の良い様子が描かれた。

鞠莉は再び果南をスクールアイドルに勧誘しようと両手を広げて果南を迎えようとするも果南は「誰かが傷つく前にスクールアイドルはやめるべき」とこれを無視。

そのショックで普段はまったく弱みを見せない鞠莉が珍しく号泣した。

問題の第9話…

遂に復学した果南だったが、厳しい態度は変わらず、めげずにスクールアイドル活動へ誘う鞠莉に対し「もう顔も見たくない」とさえ言い放つ。二人のいざこざをみてじれったく思った千歌が話し合いの場を設けるも、やはり果南は「スクールアイドルは、絶対にやらない!」となおも拒絶し帰ってしまう。

しかし、そこまでスクールアイドルを頑なに拒否するのにはある理由があった…。

実は、果南がスクールアイドルを拒絶している理由は、二年前の大会で挫折を味わったからではなく、『全ては鞠莉(の将来)のため』であった。

二年前、無理を言って勧誘した鞠莉がスクールアイドル活動のために留学の話を断っていたことを知ってしまった果南は、鞠莉の将来の可能性を潰さないために、ダイヤとグループの解散を決意。そこへダメ押しのように鞠莉の負傷という事態も加わり、直後出場した東京の大会でわざと歌わず、挫折したように見せかけ、鞠莉を留学に送り出したのであった。

しかし皮肉にも、留学よりも果南達と過ごす時間が大切であった鞠莉にはその真意は伝わらず、また果南とダイヤが鞠莉自身の気持ちを考慮せずに行動に移してしまったため、その後2年間に及ぶ溝が生まれてしまっていた。

この真相を知った鞠莉は学校に果南を呼び出し、「私が果南を想う気持ちを…甘く見ないで!」と愛のビンタをお見舞いする。そこでようやくお互いが、お互いを想い合うあまりに気持ちがすれ違っていたことを自覚。

お互いの気持ちを理解した二人は、出逢いのきっかけでもあるハグを交わし和解したのであった。

…ついに9話にしてアニメ放送前のPVから描かれていた果南と鞠莉の確執は解決をみることとなった。

その後

9話でわだかまりが解けて以降は、その反動でものすごい仲の良さを見せつけている。

10話ではうっかりダイヤの勝負魂に火をつけてしまった鞠莉が果南におどけて見せたり、シャイ煮が一杯10万円だと聞かされた際には「これだから金持ちは」と慣れた風に果南が零している。

合宿中は一緒の布団で寝ており、鞠莉は果南の胸に顔を埋めていた

11話では前述の経験もあった鞠莉が似たような立場に陥った曜にアドバイスをしている。

想いよひとつになれ』では、パート分けで2人で一緒に歌っている。その部分はかつての2人を歌っているようでもある。

総括

幼少期の鞠莉は、現在のような「自由奔放に突き進むファンキー・ガール」では決してなかった。

そもそも彼女は大企業の令嬢であり、跡取り娘になる可能性の高い存在である。前作における西木野真姫にも見られたように、窮屈な思いを抱えながら生きていたとしても、決して不思議ではない。

そんな鞠莉にとって、居慣れぬ異国の地で、最初に手を差し伸べてくれた友人が果南、その次の友人が黒澤ダイヤであったのだ。

そして鞠莉にも青春期が訪れる。そこで無二の友人たちと始めたスクールアイドル活動は、たちまち鞠利の心を虜にしてしまった。そこで、もはや彼女の心は決まっていたのである。

「果南やダイヤとともに、この限られた時間のなかで、スクールアイドルとして、精一杯輝く」と。

その純真すぎるひたむきさが、後にすれ違いを生んでしまうとも知らずに…。

普段はルー語を話し、くえないおふざけキャラ&お嬢様である鞠莉の必死な姿や泣き顔、学校の廃校阻止や自身の夢よりも、鞠莉というたった一人の女の子の未来を優先した果南の姿、そして何より2人の不器用さに,心を撃ち抜かれた視聴者も多かったのではないだろうか。

ちなみに

「かなまり」という漢字がある

”…こう書いて「かなまり」と読むのである。

金属製のお椀を意味する言葉であり、『枕草子』などの古文にも出てくる字である。また真言宗では、お仏壇などに置く「お鈴(りん)」のことを、「かなまり」と呼ぶことがあるそうだ(この場合は「金鋺」とも書く)。

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