概要
ノコギリクワガタ属(プロソポコイルス属)に属するクワガタムシの一種。インドネシア南東部に分布している。
比較的地味な体色の個体が多いプロソポコイルス属の中では珍しく、オレンジ色の羽と背中にある黒い模様が美しいのが特徴。
また、日本のノコギリクワガタのように大アゴが湾曲しておらず、まっすぐ伸びている。
後述する『甲虫王者ムシキング』では小型甲虫扱いだったが、実際にはプロソポコイルス属の中でも(ギラファノコギリクワガタは別格としても)比較的大型の種類である。
プロソポコイルス属の例に漏れず気性は荒い方である。挟む力もなかなか強い。
甲虫王者ムシキングでのファブリースノコギリクワガタ
2004セカンドプラスで初参戦。強さ100、スーパーアタックタイプ。肩書きは「オレンジのハヤブサ」。必殺技はチョキ、「(スーパー)ハヤブサ」。
タッグマッチでノコギリクワガタとペアを組むことでタッグネーム「120SAWS」が発動。合体超必殺技は「ランニング・ハヤブサ」、固有合体技は「ビクトリートライ」。
ちなみに、日本産ノコギリのつよさが120であるからこのタッグ名であろうことが推測できるが、ファブリースはつよさ100である。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stから参戦。レアリティはR(旧作の強さ120~140に相当)に昇格。肩書きと必殺技は旧作と同じ。
攻撃特化型だった前作と比較すると、今作では攻撃力がやや高めな程度で、比較的バランスの良い能力配分となっている。
激闘3弾で覚醒。覚醒後の階級はSR(旧作の強さ160~180相当)、肩書きは「黄昏の大翼」、必殺技は前作の究極必殺技だった「スーパーハヤブサ」。