概要
CV:吉水孝宏
身長:178cm
一人称:私
呼び方:あなた(孫策以外の目上)、君(目下、孫策)、お前(目下、敵)、貴様(敵)、皆(複数人)、〇〇殿(孫策以外の目上)、〇〇(目下、孫策、敵)、孫堅→殿(君主時、孫権君主時は孫堅殿と呼ぶ)、孫権→殿(君主時、孫策が生存している時までは孫権殿呼び)、孫尚香→姫、大喬→義姉上
※他作品では孫策のことを字で呼ぶことが多いがこの作品ではお互いに諱呼び。
格ゲーの初代から参戦している最古参。孫尚香と共に呉の代表格でもある。
史実同様、音楽に長けており、笛を吹く描写も時折ある他、台詞も音楽を例えたものが多い。
人物像
容姿
史実通りの美男子であり、切れ長の美しい目、透き通ったような白い肌が特徴。イケメン揃いな呉武将達の筆頭格。イケメンではあるが、美人、美しい、麗しい方のイケメンで他のイケメン武将に比べて中性的な顔立ち。顔に一癖あるイケメンも多い中、流石の正統派な美形。
髪は全作通してサラサラな長髪で、『5』を除くシリーズでは下ろしており、『5』のみポニーテール。髪の長さが変化しており、7(腰あたり)>初代、1、4、6(背中あたり)>2、4(セミロング)の順になっている(5はポニーテールなため正確な長さは不明)。前髪は基本センター分けだが『1』では左の前髪を耳にかけ、『6』では前髪を三つ編み、編み込みをして後ろで束ねたオールバックとなっている。尚、髪色は黒だが、『3』、『4』は茶色がかっている。
『4』までは鉢巻をしていた。
身体は細身で肉体派が多い呉の中では余計に細く見える。
衣装は『初代』、『3』、『4』、『6』、『7』では赤と白、『1』では赤、『5』では橙と白基調。『初代』は普通の白い服だったが、『1』〜『4』では上半身から下半身にかけて流れるような服装をしていた。『5』はマント、謎のニーハイとシリーズでも異質な格好。『6』では都督らしい西洋風の格好、『7』では美周郎としての彼を意識した格好になっている。全体的に露出度が低い。
『6』のDLDの学園衣装ではマーチングバンドっぽい衣装を着ているが厳密には不明。生徒会長っぽくもみえる。髪は『6』の通常衣装同様三つ編みで前髪を束ねたオールバック。
『6』の童話衣装では赤ずきんちゃんの狼の格好をしており、赤ずきんの小喬と対になっている。髪は『6』の通常衣装時とは違い、前髪を下ろしてセンター分けをしており、露出が殆どない周瑜にとっては珍しく胸元が大胆に開いている服を着ている。
『7』の職業衣装ではソムリエで眼鏡をしている。髪は『7』通常衣装と同様。よく見るとゴールドのバッチが付いている「マスターソムリエ」である。
性格
常に冷静沈着だが、都督という立場もあってか堅い言い回しが多いが、穏やかな性格で育ちの良さが分かる。真面目なため自由奔放な義兄弟や妻に振り回されることが多いが、危なかっかしい人を放っておけない性分なため結局つき合ってあげる頼りになる人物。
後輩達に対しては良き先輩としての貫禄をみせる。
諸葛亮に対しては演義同様、彼を殺そうとする作品もあるが、演義が嫉妬混じりだったのに対して、この作品では「孫呉の未来のため」という理由で動く。『7』にて正史よりの魯粛が登場したため、性格もより正史の方に近くなり、余裕を感じさせる物腰をみせる。
バトルスタイル
『初代』~『4』古錠刀(孫堅の武器を何故使っていたのかは不明)を使用し、美しい剣舞を披露していた。
『5』以降 棍を使用。優雅に振るい、流れるような攻撃と足技が特徴。固有モーションでは火を使った攻撃が多く、火の玉を振らせて広範囲の敵を攻撃したり、棍を高速回転させて敵を薙ぎ払う攻撃をみせる。
特にリーチが長ける棍を使用した『5』以降は初心者でも十分使いやすいキャラになり、モーション殆どが安定して強い強キャラになっている。
交友関係
孫策
親友。彼のサポート役であり、暴走を抑えるためのブレーキ役。孫策が天下をおさめる器があると確信し、夢を共に追う仲である。孫策の方も頼りになる周瑜を信頼している。
毎回ガラ空きの孫策の背中を周瑜が補っている。
小喬
妻。幼いせいでロリコンとネタにされている。彼自身もかなり困っているようだが、何だかんだでイチャイチャしている。
小喬と関わる時は何故か声が甘くなる。
孫権
孫策死後に周瑜が仕える君主。偉大な父兄を持つこともあって自分に自信が持てず、迷うことが多い孫権を全力で補佐して支え、的確なアドバイスをおくったりもする。対等な関係ではないものの孫策死後の孫権は周瑜を兄のように慕っており、『6』の周瑜が死亡するムービーでは号泣していた。
ちなみに孫策生存時はタメ口(名前は孫権殿呼びだが)だったが、孫権が孫家の長になった以降は敬語を使用している。
魯粛
史実では実質同期みたいなものだが、都督になった順の関係もあり、本作では後輩。『7』以降の関わりだが、二人の雰囲気が好きなファンも多いだろう。呂蒙と陸遜のコンビがなかなか面白いのに対してこちらは先輩組なだけあって落ち着いている。
お互いに信頼しており、南郡の戦いでは周瑜は自身の命を魯粛に預けた。
シリーズでの動向
『1』正史で死亡した後に起こった戦いにも参加している。というか呉のストーリーが彼中心。
ちなみに真・三國無双シリーズの記念すべき第1作にしてopで1番最初に登場していたりもする。
『2』義兄弟の孫策、妻の小喬が参戦し、全体的に交流が増えた。
『3』この作品以降、孫策の問題ある行動に対して「君の悪い癖だ」ということが多くなり、よし孫策のブレーキというイメージが強くなった。
『4』親友の孫策との描写が大幅に増え、より彼らの絆が感じられるようになった他、小喬との掛け合いも増えたためロリコンのイメージも定着してしまった。また、呂蒙や陸遜の良き先輩としての姿も描かれるようになった。
『5』無双モードでは前作よりも更に孫策との掛け合いが増えた。明朗快活な孫策と冷静沈着な周瑜の対比が全面的に押し出されるようになったが、代わりに妻・小喬や呂蒙、陸遜との掛け合いは大幅に減少。
『6』ストーリーモードでは呉郡の戦いから登場。孫策が史実通り早死にするため、孫策との絡みは前作に比べ減少。その代わり、未熟な孫権を支える描写が増えた。ちなみにムービーでは病死する寸前の周瑜が自分に自信がない孫権の長所を褒め称えるシーンが存在している。
『7』魯粛が無双武将になり、都督リレーが完成したためその第1走者を務めることに。頼りがいのある先輩としての姿が描写されるようになった。IFでは他の短命武将と共に存命しており、大敗北をした合肥の戦いを魯粛と共に勝利へ導くことに。小喬との掛け合いもあるがかなり困っている様子で遠回しに本音をいったりも。