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ポンティアナの編集履歴

2017-05-19 21:46:48 バージョン

ポンティアナ

ぽんてぃあなっく

ポンティアナとはボルネオ島に伝わる吸血鬼といわれているが、複数の意味があるのでこの項で説明する。
  1. 生首の下から内蔵を垂らした姿の吸血鬼。日本ではこの名でも知られている。→ペナンガラン
  2. インドネシアで伝承される妊娠中に死亡した女性が化けるといわれる吸血幽霊。ポンティアナックやマティアナック、クンティラナックという呼び名もある。
  3. カリマンタン島、西カリマンタン州の州都。この地に最初に暮らしたスルタンがポンティアナを目撃したという故事からこの名になった。

概要

本来の伝承ではマレー半島やインドネシアに伝わる妊娠中に死亡した女性の幽霊で、長い髪に青白い肌で、白い服を着ている美女だと描写されている。

赤ちゃんの泣き声とともに現れ、穏やかな声ならば近くに、激しい声であれば遠くにいるという。また、近くにいるとプルメリアの花の香りの後にひどい悪臭がするという。

あわれな犠牲者(大概は男)は鋭い爪で胃に穴を開けられ内蔵を食われてしまう。

洗濯ものを一晩中外に干していると、獲物として狙われてしまうともいわれる。


もし襲われそうになっても、うなじにある穴に爪を差し込むことで普通の女性のようにふるまってくれるとされる。


なお出産時に死亡した女性の幽霊はラン・スィルと呼ばれ区別されているが、同一視されることもある。

生首美女[bdn]

関連タグ

東南アジア 吸血鬼 幽霊 産女

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