概要
社会福祉制度が非常に整った国として知られ、世界各国の注目を浴びる国。かの有名なアルフレッド・ノーベルの出身国でもあり、ノーベル賞の受賞式も行われる。
また軍事面では、発展途上国では珍しい『自前で兵器を開発する』国である。
無論、そんな国が普通なわけもなく...
軍事部門
陸軍
- Strv.103:防衛主体の発想で開発された砲塔のない主力戦車。油気圧サスペンションを搭載した最初期の戦車でもある。
- Strv.2000:Strv.103の後継として開発されていた主力戦車。砲塔をつけたと思ったら今度は武装に140mm滑腔砲と40mm機関砲を搭載し超火力を発揮...するはずだったが採用されなかった。
- UDES XX20:『コンパクトにまとめたいけどどうしても必要なものが車体に収まりきらない...』→『じゃあもう車体一つじゃなくてもいいんじゃない?』という斜め上の発想で二両が連結して一両分の役割を果たす試作駆逐戦車。不整地走破能力は高く、動力と弾薬庫は後ろの車体にあるので前が大破しても逃げられるが、肝心の乗員は前に乗っている。
海軍
- 戦列艦ヴァーサ:1628年竣工の木造戦列艦。当初の予定から甲板やら武装やらがどんどん追加され、「さいきょう」の戦列艦になるはずだったが、トップヘビーになりすぎて処女航海で横転沈没。そしてあろうことか三世紀を経て1961年に引き揚げられ現在も博物館にて展示中。
空軍
- サーブ29 トゥンナン:初期のジェット戦闘機。樽のような丸っこい胴体が特徴。唯一実戦参加したコンゴ動乱では先進国のジェット機にも負けない活躍を見せた。
- サーブ35 ドラケン:ダブルデルタ翼という特徴的な翼をもつ戦闘機。地味に大型ストレーキを搭載してたり、チャイン、ドーサルフィン(補助垂直尾翼)、ブレンデッドウィングボディ形式を採用するなど先進的な面も多数。
- サーブ37 ビゲン:今度はカナードデルタ翼を採用。 サーブはいつだって翼にこだわる。
民間部門
- カール・グスタフ・フォン・ローゼン:スウェーデンの貴族で飛行家、ヘルマン・ゲーリングとも縁がある(彼の妻の甥にあたる)。 冬戦争開戦を聞くやいなや職を投げだし、ダグラスDC-2旅客機を購入し爆撃機に改造、勤めていた会社に死蔵されていたFK52戦闘機と共にフィンランド軍に加わり、ソ連軍飛行場に単独で爆撃を敢行。 戦後アフリカに渡った後、ビアフラ内戦ではビアフラ共和国の援助を行っていたが、空軍によって救援飛行にたびたび妨害をくわえてきたナイジェリア政府に対して腹を据えかねたので、フランスの情報当局と協同し民間の単発機5機を購入し攻撃機に改造、仲間と共にナイジェリア空軍飛行場を攻撃し同軍の貴重なジェット軍用機を破壊して一泡吹かせた。 貴族とは思えない戦歴(?)である...。
- ハンシン・ユッカ号:改造されたDC-2がこれ。戦後はカフェになった他、最近レストアされ、公開されているとか。
- ボルボ 240ターボ:あのスカイラインすらブチ抜いた「空飛ぶレンガ」「走る弁当箱」。空力抵抗? なにそれ?
- シュールストレミング:スウェーデンの誇る生物兵器・・・じゃなくて缶詰め。 絶対に室内で開けてはいけない。ガチで。
関連タグ
芬国面:お隣さん