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概要

スウェーデン空軍のジェット戦闘機、サーブ29に現場兵士が与えた綽名。「トゥンナン」はスウェーデン語で「」のこと。


経緯

1944年、スウェーデンジェット戦闘機開発のためのJxR戦闘機計画が始まり、サーブ社でデ・ハビランド社(イギリス)製ターボジェットエンジン「ゴブリン」を搭載する直線翼機J29が設計された。

1945年、「ゴブリン」後継の、より強力な「ゴースト」が使用できる事になり、また、スイス経由で後退翼に関するドイツの先進的な研究データが入手され、J29はそれらを取り入れて再設計される事となった。

1948年9月1日、J29が初飛行。1951年より量産が開始され、スウェーデン空軍に就役した。

戦闘機型のJ29の他、攻撃機型のA29、偵察機型のS29も開発され、1956年までに661機が生産された。

1958年頃から後継機のJ32ランセン」に順次更新され、1961年から中古機体の一部をオーストリア軍が購入し、1972年まで運用した。


1961年よりコンゴ動乱へ計11機が派遣され、国連軍で地上攻撃と偵察任務にあたった。


特徴

第二次世界大戦中にフォッケウルフ社が開発していたTa183(未完成)に似た、太く短い胴体に後退角25度の主翼を中翼配置している。

エンジンは「ゴースト」をボルボ社でライセンス生産したRM2。

第1世代ジェット戦闘機としては性能的に優れ、1954年に500km区間での977.35km/hの速度記録を樹立した。

固定武装として機首にイスパノスイザHS.404 20mm機関砲4門を配置し、翼下にRb24空対空ミサイル(AIM-9Bサイドワインダー」のサーブ社によるライセンス生産品)2基を懸下。


関連タグ

サーブ 第1世代ジェット戦闘機

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