概要
スネ夫の親戚。
多趣味な青年で、ラジコン・プラモデル・ジオラマ・アニメ・スーパーカーなど、多趣味に精通している。
そのこだわりはかなりの物で、スネ夫にジオラマ製作の手解きをした際も一切の妥協を許さず、ジャイアン達には普通に評判の良かった作品ですら「なさけない…これでもジオラマかね」とバッサリ切り捨てて容赦なくダメ出ししている。
骨川一族らしく資金力があるので、趣味のために金を湯水のように使うことも辞さない。
また、オシャレやレジャーなどもちゃんと豪華に金を使えるリア充であり、決してキモオタではない。真の意味でのエリートオタクである。
作中ではスネ吉がスネ夫に「友達と一緒に遊びにつれてってあげる」といったとき、スネ夫はのび太をわざと仲間外れにするという流れが定番。だけどこれはスネ夫が意地悪なだけであってスネ吉兄さんは悪くないんですよ?
自分の知識を駆使して改造しらラジコンでドラえもんのひみつ道具と真正面から勝負した『ラジコン大海戦』のエピソードはスネ吉ファン屈指の名作である。
モデル?
スネ吉のモデルはA氏ではないかと思われる。
スネ吉の趣味は確かにスネ夫やのび太と言った小学生の子供も惹かれるものだが、現実的に考えると金と技術と時間をとにかく要求する“大人の趣味”が多いのである。
A氏はカーリーヘアーではないが、常にサングラスを掛けたファッションをしており、スネ吉に通じるところがある。
A氏は「自分は大人の付き合いを覚えてしまったが、藤本はそんなことがなかった」と言っているが、逆にF氏から見れば「安孫子は大人の遊びを楽しんでいたが、自分は漫画家として多忙だし、家族も背負っていたのでそんな余裕がなかった」のではないだろうか。
スネ吉と言うキャラはそんなA氏との境遇の違い、そして常に自分をモデルにしたのび太と対極に位置に立つ、という状況を表しているかのように思える。