プロフィール
名前 | 義井沙里 |
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誕生日 | 10月22日 |
身長 | 161cm |
星座 | てんびん座 |
血液型 | A型 |
担当楽器 | クラリネット |
好きな色 | 薄い黄色 |
趣味 | 写経 |
特技 | クラリネット |
好きなもの | 可愛いアイテム、ウサギのぬいぐるみ |
嫌いなもの | おばけ |
CV | 陶山恵実里 |
概要
北宇治高校の女子生徒で、主人公の黄前久美子のふたつ下の代にあたる新1年生。吹奏楽部に所属し、クラリネットを担当している。
愛称は「サリー」。几帳面な印象どおりの真面目で礼儀正しい性格の持ち主で、その真摯(しんし)な姿勢から1年生部員のリーダー格として注目を集めている。また、中学時代から続けているクラリネットの腕前はとても達者で、数ある1年生部員たちのなかでも群を抜いて上手いと評されている。
中学以来の親友である釜屋すずめと針谷佳穂、上石弥生の3人とともに吹奏楽部の見学に訪れた沙里は、吹奏楽部の未経験者である3人に低音パートを紹介し、彼女たちが低音パートの新たなメンバーとなるきっかけを与えている。そののち、沙里は吹奏楽部経験者として厳しい練習に向き合うかたわら、佳穂をはじめとする未経験者たちの積極的なフォローに回るものの、そこで彼女は高い目標を追求するために「上達の楽しさ」が犠牲になっている部の現状を目の当たりにし、次第に共感性からくるジレンマ(板挟み)を抱くようになる。
人物
容姿
腰まで伸ばした長い黒髪を低い位置で緩く結んだ、清廉(せいれん)な印象を漂わせる女子生徒(最終楽章前編、53〜54ページ、最終楽章後編、200ページ)。絹を思わせる艶やかな黒髪や皺(しわ)ひとつない胸元のリボンスカーフ、細い首筋から制服にかけての華奢(きゃしゃ)でまろい輪郭線などは、彼女自身のおとなしめで几帳面な性質が色濃く表れ出たものになっている。(最終楽章前編、181ページ、216ページ)
また、彼女は普段の学生生活では制服を着用しているものの、家の手伝いをする際には白い小袖の上に緋袴を身につけ、白い足袋(たび)と赤い鼻緒の草履を合わせた巫女服の姿になっている。(最終楽章前編、205〜207ページ、最終楽章後編、21ページ)
性格
清廉潔白な見た目に違わないしっかり者で、何事にも真面目に取り組む姿勢によって周囲の皆から一目置かれている。(最終楽章前編、136〜137ページ、147ページ、200ページ)
礼儀と調和を重んじる彼女は、しばしば自由奔放に振る舞うすずめたちに対して「久美子先輩にご迷惑かけないようにしなさーい」などと歯止めをかけたり、練習についていけずにくじけそうになっている同学年の部員を進んで励ますなどしている(最終楽章前編、184ページ、213〜214ページ、短編集3巻、48ページ)。それらの献身的な行いの支えになっているのは、「部活」という組織に対して誠実であろうとするプライドの高さであり、部長や先輩といった権威のある存在から認められたいという欲求もうかがい知ることができる。(最終楽章前編、215ページ)
あわせて、沙里は幼いころより礼儀作法について厳しく育てられてきたことで、相手の気持ちを自然と慮(おもんばか)れるようになった反面、自身の行動で相手の感情を害してしまうのではないかと思うような臆病さも抱くようになっている。配慮に配慮を重ねて紡ぐ言葉を吟味(ぎんみ)することを常としている彼女は、吹奏楽部という集団に身を置いて活動するなかでも「あのときああ言っちゃたけど、失礼じゃなかったかな。あんなふうな言い方、しなきゃよかった。空気読めてなかったかも」というような思い返しに悩む姿を見せている。(短編集3巻、48〜49ページ)
なお、TVシリーズで沙里の声をあてている陶山恵実里は、設定資料や実際の収録を通して見た沙里の印象を「おとなしさのなかに芯の強さがあることに加えて、周囲への共感性が高い繊細な子」としており、ほかの新1年生役のキャストの意見についても「品のある真っ白な感じ」「努力家なのに謙虚、それでいて友達思いのすごく優しい子」というような形で一致している。また、同氏は、作品の収録にあたって沙里の役作りの方向性を決める際に、2代前(久美子1年生編)の部長である小笠原晴香の振る舞いを参考にしたことも明かしている。(参考記事)
生活環境
沙里の実家は寺(TVシリーズでは神社)であり、京阪宇治駅から山に向かってしばらく歩いた先にある。(最終楽章前編、203〜204ページ、217ページ、TVアニメ版3期3話)
木製の山門をくぐり抜けた先にある境内には落ち着いた色合いの仏殿と寺務所があり、沙里の家族は本堂のそばに建てられた古い小さな家に暮らしている(最終楽章前編、204ページ、208ページ)。引き戸や襖(ふすま)などを備えた完全な和風建築の一番奥にある沙里の自室は、彼女の趣味をそのまま反映したかのような、たくさんのぬいぐるみやクッション、ピンクや水色といった可愛い色合いに囲まれたファンシーな空間となっている(最終楽章前編、208〜209ページ)。また、TVシリーズでは自室の一角にピアノが置かれており、恵まれた環境のもとで音楽に取り組んでいる様子をうかがうことができる。
また、地元に古くからある沙里の実家の寺(神社)は、7月の下旬になると蓮祭りを催すことを通例としている。その祭りは、あがた祭りのような大規模なものではないものの、地元の人が屋台を出したり境内の睡蓮をライトアップしたりと、小さいながら賑わいを見せている。沙里は毎年、家の手伝いとして絵馬やお守りの販売を行っているほか、彼女の近所に住んでいるすずめや弥生、佳穂たちもまた、中学生になったころから祭りの催し物の手伝いに加わるようになっている。(短編集3巻、47〜48ページ)
その他
- あだ名は「サリー」。彼女は自身の名前である「沙里」が少し可愛すぎるのではないかと苦手意識を覚えており、周囲には自身のことをあだ名か苗字で呼ばせるようにしている。(最終楽章前編、66ページ)
- 彼女は可愛いものが好きであり、自室には垂れ耳のウサギのぬいぐるみなどのほか、パイル生地のルームウェアや水色のドット柄の掛け布団などをそろえている。(最終楽章前編、209ページ)
演奏技術
京都府内でも強豪校として名の知れている南中学校の吹奏楽部でクラリネットを演奏していた楽器経験者であり、中学生の当時から名手として名を馳(は)せていた。(最終楽章前編、54ページ、68ページ)
豊富な経験と日々の丁寧な基礎練習の積み重ねによって裏打ちされた彼女の音色は、空気を滑らかに切り取るかのような澄みきった美しさを内包するものとなっており、ドラムメジャーである3年生の高坂麗奈や新入生指導係を務める2年生の剣崎梨々花をはじめとする多くの部員たちから「一年生のなかで群を抜いて上手い」といった高い評価のもとに腕前を認められている。(最終楽章前編、135〜137ページ、164ページ、最終楽章後編、268ページ)
そのような彼女が所属している北宇治高校吹奏楽部のクラリネットパートは、先年度に2年生部員(沙里の入部時の3年生部員)の4名がクラリネット四重奏でアンサンブルコンテスト全国大会に出場し、同大会で銀賞を獲得するという華々しい功績を上げており、パート全体でハイレベルな認識を共有しながら日々の音楽づくりに取り組んでいる(最終楽章前編、122ページ、136ページ、334ページ、最終楽章後編、124ページ)。沙里はそのようなクラリネットパートのレベルの高さに驚きながらも、「私も早く北宇治の戦力になりたい」という信念を掲げて毎日朝早くから夜遅くまで熱心に練習に取り組んでいる。(最終楽章前編、134〜135ページ、146ページ、176ページ、最終楽章後編、192ページ)
沙里が演奏しているクラリネットのモデル(型番)は、YAMAHA YCL-450(「『響け!ユーフォニアム』×ヤマハ スペシャルサイト」の紹介)。彼女自身のマイ楽器(私物)であり、楽器を組み立てる際の慣れた手つきなどから、彼女がこれまでに楽器とともに歩んできた経験の豊富さを容易に推し量ることができる。(最終楽章前編、65ページ、163ページ、180ページ)
経歴
かつて南中学校の吹奏楽部で活動していた沙里は、北宇治高校に進学した折に他部の親友である佳穂、すずめ、弥生の3人とともに吹奏楽部の見学に足を運んでいる。そこで彼女は、吹奏楽未経験者かつ元気いっぱいな3人のために雰囲気が合致しそうな低音パートを紹介して入部への意気を盛り上げるとともに、たまたま顔を合わせた部長の久美子の対応ぶりから「優しい部長さんで安心しました」と安堵(あんど)を覚えている。(最終楽章前編、51〜67ページ)
(なお、南中学校吹奏楽部のクラリネットがすごく上手な部員に対して昨年度から勧誘の声をかけていたという北宇治高校吹奏楽部員も登場しているが、声をかけられていた当該部員が沙里であるかについては現時点では明らかになっていない。※最終楽章前編、50ページ、TVアニメ版3期1話)
沙里は正式に北宇治高校吹奏楽部の新部員として迎えられると、「全国レベル」の域にあるクラリネットパートの戦力となるために一心に練習に打ち込むとともに、吹奏楽部経験者として同学年の部員たちを率先して助けるリーダー的な立ち位置につくようになる。演奏と人間関係の双方で頭角を表すようになった彼女は、すずめをはじめとする同級生や梨々花といった先輩たちから「2年後はサリーが部長かな」や「サリーちゃんは部に必要な子です」などといった期待の眼差しで見られるようになっている。(最終楽章前編、163ページ、218ページ)
しかしながら、サンライズフェスティバルに向けたパレードの練習が始まり、全国レベルのパフォーマンスを追求するドラムメジャーの麗奈による指導が急ピッチで加熱するようになると、未経験者を中心に1年生部員のなかから練習についていけずにくじけそうになる者が出始める。沙里は吹奏楽部経験者としてそのような1年生部員をフォローして奮い立たせていたものの、次第に強豪校としての使命感と演奏者としての喜びの追求のあいだに生じるジレンマ(板挟み)を実感し、「成長するまでどうして待ってあげられないんだろう。どうして音楽の楽しさを知る前に足を引っ張るなって怒られなきゃいけないんだろう」という共感からくる苦悩に苛(さいな)まれるようになってしまう。(最終楽章前編、181ページ、187〜188ページ、213〜214ページ)
そのような気苦労が限界に達した沙里はとうとうサンライズフェスティバルの本番数日前に体調を崩してしまい、佳穂とすずめ、弥生の3人に看病されながら自室で寝込むことになる。沙里は彼女の様子を見に自宅を訪れた部長の久美子に対して、部員としての使命感と演奏者としての喜びのあいだの板挟みによる苦悩を洗いざらい打ち明けるが、彼女の想いをすべて受け止めた久美子からねぎらいと励ましの言葉を贈られたことで、熱い感謝を覚えながら立ち直りを果たしている。(最終楽章前編、211〜216ページ、TVアニメ版3期3話)
その後の沙里は、「部長からの信頼」という強い誇りを得たことで以前にも増して熱心に練習に取り組むようになり、コンクールシーズンにおいては度重なるメンバー選抜のためのオーディションが実施されるなか、俊英ぞろいのクラリネットパートのなかからA編成部門のメンバーのひとりとして選出されるなど、1年生部員ながら頼もしい活躍ぶりを見せている。(最終楽章前編、321ページ、最終楽章後編、21ページ、200ページ、268ページ)
主要キャラクターとの関係
釜屋すずめ
低音パートでチューバを担当している同級生。新1年生。
沙里はすずめのことを「すずめ」と呼んでおり、対するすずめは「サリー」と呼んでいる。
二人は保育園のころからの気心の知れた仲であり、沙里にとってのすずめは他者に配慮しがちな性分の自身にとって数少ない自然体でいられる相手となっている。もとより、自身の思いをはっきりと口にする一方で軽率に他者を傷つけることはしないというすずめの聡(さと)い一面を知っている沙里は、彼女に対して親友としての信頼を置くとともに、「これからも一緒に楽しい時間を過ごしたい」というようなささやかな望みも抱いている。(短編集3巻、49〜50ページ、54ページ)
沙里はお調子者のすずめを「うちの子たちがアホですみません」などと押さえたり、彼女の愉快なギャグに呆れ返ったりさらりと受け流すことを常としている(最終楽章前編、61ページ、137ページ、163ページ)。また、沙里は1日でも早く上達したいすずめのために、自身の毎朝の自主練習に彼女を付き合わせているほか(最終楽章前編、135〜136ページ、最終楽章後編、33〜34ページ、TVアニメ版3期2話)、昼食も一緒に食べてお弁当のおかずを分けたりするなどしている。(最終楽章前編、164ページ)
針谷佳穂
低音パートでユーフォニアムを担当している同級生。新1年生。
沙里は佳穂のことを「佳穂」と呼んでおり、対する佳穂は「サリー」と呼んでいる。
沙里と佳穂は南中出身の親友4人組のなかでも、互いに文化部の出身ということもあって運動は苦手であり、体育の時間には二人で隅っこでじっとしているようなことがしばしばあった(最終楽章前編、146ページ)。また、沙里は昔から自身の家に佳穂を遊びに招いており、その折に彼女に家の手伝いを任せることもあった。(最終楽章前編、206ページ、短編集3巻、48〜50ページ)
沙里は佳穂の笑い上戸な性格をよく知っており、すずめが時折繰り出すしょうもないギャグに対しても「……それ笑うの、佳穂ぐらいやから」などといった合いの手をはさんでいるほか、佳穂自身に対してもムードメーカー的な和やかな印象を寄せている。(最終楽章前編、181ページ、短編集3巻、49ページ)
吹奏楽部初心者である佳穂がサンライズフェスティバルに向けた厳しい練習に涙している様子を見た際には、沙里は経験者としてのフォロー以上に親友として胸が苦しくなるような思いを実感していたものの(最終楽章前編、212〜213ページ)、それを乗り越えた佳穂が「吹部に入ってよかったー」と純粋な感想を述べるようになると、彼女を見守ってきた者として嬉しさを噛みしめている。(最終楽章後編、21〜22ページ)
上石弥生
低音パートでチューバを担当している同級生。新1年生。
沙里は弥生のことを「弥生」と呼んでおり、対する弥生は「サリー」と呼んでいる。
二人は保育園のころから交わりがあった仲良しの4人組のなかで互いに交流を重ねており、沙里はその4人組でそろって北宇治高校に進学するために、勉強の苦手な弥生に付き合って勉強を教えるなどしている(最終楽章前編、56ページ、短編集3巻、50ページ)。また、沙里は吹奏楽部のことを何も知らずに大騒ぎする弥生に「吹奏楽部にはオーケストラと違って弦楽器はないから大丈夫」などと説明してなだめるなどしていたが、その際のエピソードを振り返りながら語る口ぶりには弥生に対する優しさが垣間見えている。(最終楽章前編、66ページ)
黄前久美子
吹奏楽部の部長とユーフォニアムを担当しているふたつ上の先輩。3年生。
沙里は久美子のことを「久美子先輩」と呼んでおり、対する久美子は「サリーちゃん」と呼んでいる。
沙里が親友たちとはじめて低音パートを訪れた際に互いに顔を合わせており、沙里は久美子の丁寧な応対ぶりや気遣いを見て「なんか、北宇治って強いから先輩たちもすっごく怖いのかなって心配してたんですけど、久美子先輩みたいな優しい部長さんで安心しました」と好印象を抱いている(最終楽章前編、67ページ)。その後も、早朝の自主練習などで一緒になった際に言葉を交わしたりするなど、次第に部長に顔を覚えられるような存在へとなっていった沙里は、サンライズフェスティバルの本番数日前に部内の環境に耐えられなくなって体調を崩した折に久美子と二人きりで話をする機会を得る。そこで彼女は、久美子からこれまで行ってきた数々の献身をねぎらわれ、同時に信頼を預けていると励まされたことによって無事に再起を果たし、以降の活動のなかで部長である久美子を支えようとする力強い高揚感を抱くようになっている。(最終楽章後編、20〜22ページ、200ページ)
高坂麗奈
ドラムメジャーとトランペットを担当しているふたつ上の先輩。3年生。
沙里は麗奈のことを「高坂先輩」と呼んでおり、対する麗奈は「義井さん」と呼んでいる。
強豪団体である北宇治高校吹奏楽部の演奏力のさらなる向上を追求する麗奈に対して、沙里は吹奏楽部経験者としてその方針に理解を示し、練習に遅れをとりつつあるほかの1年生部員たちのフォローに回っている(最終楽章前編、187ページ、213ページ)。しかしながら、麗奈の振るう強硬的な指導によって初心者を含む1年生部員たちがついていけなくさまを目にするにつれて、沙里は次第に「あの人は、正しさの塊みたい」という息苦しさからくる彼女への苦手意識を覚えるようになっている。(最終楽章前編、183ページ、212〜214ページ、最終楽章後編、159ページ)
自宅での久美子との対話を通して元気づけられて以降は、沙里は「怖いのは、多分、ずっとです。でも、嫌いというわけじゃないので」と折り合いをつけた言葉を口にしており、吹奏楽部経験者として麗奈の意向に従おうとする気概を見せている。(最終楽章前編、216ページ)
剣崎梨々花
ダブルリードパートでオーボエを担当しているひとつ上の先輩。2年生。
沙里は梨々花のことを「りりりん先輩」と呼んでおり、対する梨々花は「サリーちゃん」と呼んでいる。
沙里は新入生指導係として1年生部員たちと親睦(しんぼく)を深めている梨々花に対して好感を抱いており、彼女から実力を褒められたことを知った際には「うれしいです」とぱっと表情を明るくしている(最終楽章前編、137ページ)。また、気苦労で寝込んで部活を休んでしまった日に梨々花が様子を見にやって来たときには、休んでいたことに気を揉(も)んでいた彼女の姿を見て「りりりん先輩にまで心配かけたみたいで、ほんま申し訳ないです」とあからさまに肩を落としている。(最終楽章前編、209〜210ページ)
関連イラスト
冬制服
夏制服
パレード衣装(サンライズフェスティバル)
ルームウェア姿
巫女服姿
中学生時代
関連動画
TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』キャラクターPV 針谷佳穂&上石弥生&義井沙里 ver.(2024年3月)
関連タグ
釜屋すずめ - 低音パートでチューバを担当している同級生。お調子者の新1年生。
針谷佳穂 - 低音パートでユーフォニアムを担当している同級生。笑い上戸な新1年生。
上石弥生 - 低音パートでチューバを担当している同級生。バンダナが特徴的な新1年生。
黄前久美子 - 低音パートでユーフォニアムを担当しているふたつ上の先輩。部長を務めている3年生。
高坂麗奈 - トランペットを担当しているふたつ上の先輩。ドラムメジャーを務めている3年生。
剣崎梨々花 - ダブルリードパートでオーボエを担当しているひとつ上の先輩。新入生指導係を務めている2年生。
小笠原晴香 - かつてサックスパートでバリトンサックスを担当していた4つ上の代の先輩(卒業生)。根が真面目なところや他人を思いやる優しさなどが沙里との共通点として挙げられる。
新南中カルテット - 釜屋すずめ、上石弥生、針谷佳穂とのカルテット(4人組)タグ。