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プロフィール編集

名前塚本秀一
誕生日9月18日
身長181cm
星座乙女座
血液型A型
担当楽器ホルン(中学生時代)→トロンボーン(現在)
好きな色青、緑
趣味漫画。ジャズのCDを買いあさる
特技ゲーム
好きなもの冷奴、スナック菓子、揚げもの
嫌いなものトマトケチャップは平気)
CV石谷春貴

概要編集

北宇治高校の1年生で、吹奏楽部に所属。トロンボーンを担当している。

どことなく気の抜けた振る舞いの目立つ長身の男子生徒で、他者に関して寛容な心の広さや周囲への気配りを忘れない面倒見のよさを備えている。

低音パートの同級生である黄前久美子とは幼馴染の関係にあり、彼女とは小さいころから家族ぐるみの付き合いをしている。

久美子とともに北中学校(大吉山北中学校)の吹奏楽部に所属していた秀一は、当時はいまとは違ってホルンを担当していた。高校進学と同時に念願かなってトロンボーンへの転向を果たし、以降は強い上昇志向のもとにひたむきに練習を重ねている。また、彼は北宇治高校の吹奏楽部では貴重な男子部員のひとりとして、楽器の積み下ろしを担当する機材運搬も任されている。


人物編集

秀一と久美子

容姿編集

180センチに届く細長い体つきと茶色を帯びた瞳が特徴的な、優しげな眼差しをした長身の男子生徒(原作1巻、27ページ、原作3巻、33ページ)。贅肉(ぜいにく)のたぐいとは無縁な育ちざかりらしく、休み時間にはほかの1年生の男子部員たちと一緒になって鬼ごっこをするなど、溌溂(はつらつ)とした若さを発散することを常としている。(原作3巻、134ページ、第二楽章後編、93ページ)

秀一はいまでこそ幼馴染の久美子が「顔を見続けていると首が痛くなってしまう」(第二楽章前編、39ページ)と漏らすほどの身長の高さを誇っているものの、子供時代は当時の久美子よりも低身長であった(原作1巻、28ページ)。また、身なりにはあまり頓着するほうではなく、とりわけ幼いころには年中を通して短パン姿で学校に通うような生活を送っていた。(原作3巻、305ページ、原作公式ガイドブック、25ページ)


性格編集

他者に対する寛容さと面倒見のよさを兼ね備えており、彼のとる行いの端々に彼自身の生来の優しさをうかがい知ることができる。(第二楽章前編、136ページ、169ページ、277ページ、最終楽章後編、163ページ)

彼は他者を思いやろうとするあまり優柔不断な一面を見せることもしばしばあるものの、その優しさからくる機転のよさ(本人いわく「下っ端根性」)は、先輩の吉川優子や同級生の加藤葉月をはじめとする多くの部員たちから好意を寄せられるものになっている。(第二楽章前編、136ページ、第二楽章後編、294ページ、TVアニメ版1期5話)


その他編集

  • 秀一は1学期の成績が振るわなかったことを理由に夏休みから学習塾に通っており、2年生に進級後も引き続き通い続けている。その成果として、数学が苦手な久美子のために夏休みの宿題を率先して解いてみせるなどのシーンが登場している(原作2巻、68ページ、第二楽章後編、93ページ、140ページ)。3年生になってからも大学の一般受験のために学習塾に通っており、吹奏楽コンクール関西大会(支部大会)挑戦前に与えられた盆休みも、夜遅くまで毎日夏期講習で学ぶような生活を送っている。(最終楽章前編、348~349ページ、374ページ)
  • 嫌いな食べ物はトマト。彼は子供時代に黄前家で冷やし中華をご馳走になった際に、無理をして食べた結果体調を崩したことがある。(第二楽章後編、118ページ)
  • 秀一は困惑したときや本心をごまかしたいときなどに自身の髪をぐしゃぐしゃとかき回すくせがあり、しばしば表れるそれらの行いには、彼の感情の揺れを見て取ることができる。(第二楽章後編、382ページ、最終楽章前編、227ページ、最終楽章後編、163ページ、165ページ、272ページ、371ページ)

演奏技術編集

響け!塚本くん


中学時代に吹奏楽部でホルンを担当し、高校進学とともにトロンボーンに転向して新たなスタートを切った楽器経験者(原作1巻、27ページ、50ページ)。北中学校の吹奏楽部に所属していた当時は、部員全体で演奏する吹奏楽曲のほかにも、木管五重奏をはじめとするアンサンブル演奏に参加していた経験も持っている。(短編集2巻、170ページ)

彼は北宇治高校に進学して吹奏楽部に入部したのち、パートメンバーを決めるじゃんけんに勝ったことによって、かねてからの希望楽器であるトロンボーンの担当になる(原作1巻、72ページ、短編集1巻、84ページ)。以降は、ゼロからの再スタートとして地道に基礎練習を重ねており、吹奏楽部顧問の滝昇からの辛辣(しんらつ)な指導にへこたれることもなく、吹奏楽コンクールA編成部門のメンバーに選出されるほどの実力を身につけるまでに至っている。


彼はその後もたゆまぬ努力を続け、2年生に進級してからは3年生部員の代わりにトロンボーンパートのファーストを務めるほどに実力を磨いており、1年生の葉加瀬みちるをはじめとするパートのメンバーたちから演奏者として一目置かれるほどの成長を果たしている。(第二楽章前編、142ページ、第二楽章後編、290ページ)

2年生の秋に新体制を迎えて以降も、秀一は部内でも指折りの実力を持つ高坂麗奈から自身の演奏の腕前を認められた上でアンサンブルのメンバーに誘われるなど、自他ともに認めるほどのレベルアップを見せているほか(短編集2巻、223ページ)、3年生に進級してからも引き続きトロンボーンパートのトップのポジションを確立するなど、努力と経験に相応しい輝かしい活躍ぶりを見せている。(最終楽章前編、319ページ、最終楽章後編、114ページ、130ページ)


経歴編集

センシティブな作品


中学生時代に吹奏楽部で3年間真摯(しんし)に活動に取り組み、新たな期待のもとに北宇治高校に進学を果たした秀一は、さっそく同校の吹奏楽部の実力と士気の低さを目にすることになる。しかしながら、彼はそのような状況下に置かれてもなお、幼馴染の久美子に対して「一回ぐらい全国行ってみたいなー」とつぶやくなど、ここではない遥かな高みへと目を向ける熱い意志をちらつかせている。(原作1巻、75ページ)

新任顧問である滝の采配によって吹奏楽部が大躍進を遂げ、”全国大会出場”という華々しい結果を残して代替わりを迎えると、秀一は新たな体制のなかで自身の代の学年代表を任せられることになる(短編集1巻、245ページ)。彼は2年生に進級して新年度を迎えると、学年代表の仕事をこなすかたわら月永求をはじめとする新1年生の男子部員たちをまとめ上げており、部長の吉川優子もその活躍ぶりに際して一目置くようになっている。(第二楽章前編、136ページ)


吹奏楽コンクールへの挑戦が関西大会で幕を閉じ、ほどなくして行われた引退演奏会によって3年生部員たちが引退を迎えるころ、秀一は部のツートップである吉川優子と中川夏紀の二人から、次年度の副部長への就任を強く薦められている。かねてから久美子を次の部長に推し、本人からの承諾も得ていた優子と夏紀は、次年度の運営基盤をより強固なものにするための人選を協議しており、「面倒な性格」の持ち主である久美子を支えるのにうってつけの存在として秀一に白羽の矢を立てていた。そして、そのような特質を理由にした強い説得と、久美子に対する個人的な想いが相まった結果として、秀一は新たな副部長の役職を引き受けることを決めている。(第二楽章後編、386ページ、最終楽章前編、377ページ)


副部長として新体制を迎えた秀一は、部長の久美子、ドラムメジャーの麗奈とともに「幹部」のひとりとして名を連ね、部の指針を定めるためのミーティングや顧問との協議をはじめとする重要な仕事に携わっている(最終楽章前編、13ページ、118ページ)。また、彼は部の運営に直接関わる仕事以外にも、新入生歓迎や文化祭など各種の演奏会におけるMC(司会進行役)やポスター制作などのための部外との調整、服のサイズ集計をはじめとする男子部員たちの管理など、部長の久美子だけでは手が回らないようなさまざまな業務をこなすことによって円滑な部の運営を支えている。(最終楽章前編、41~43ページ、67ページ、192~193ページ、285ページ)

そして、吹奏楽コンクールの”全国金賞”を目標とし、日々厳しい練習と向き合う「チーム黄前」体制下の部活において、持ち前の優しさや周囲への気配り、そして「人任せでなくみんなで音楽を作る」という意識のもとに部員たちをまとめようとする秀一の姿は、「仏の副部長」という二つ名のもとに高く評価されるようになっている。(最終楽章前編、125ページ、133ページ、250ページ、367ページ)


黄前久美子との関係編集

秀久美ウォオオオオオ

概要および幼少時代~高校1年生時編集

低音パートでユーフォニアムを担当している同級生。1年生。

秀一は久美子のことを「久美子」と呼んでおり、対する久美子は「秀一」と呼んでいる。

二人は母親同士が昔からの友達ということもあり、久美子が小学3年生のころに京都府に引っ越してきて以来、家族ぐるみの交流を重ねていた。それ以降も、二人は中学時代には3年間一緒のクラスに通ったり、部活も同じ吹奏楽部に入部して活動するなど、そばにいることが当たり前と思うような気心の知れた仲として接してきている。(原作1巻、27ページ、169ページ、短編集1巻、119ページ、第二楽章前編、38ページ)

ところが、思春期のさなかにある中学3年生のころ、ほかの男子の見ている前で久美子から「今日ご飯食べにくる?」と聞かれた秀一は、彼女に照れ隠しで「しゃべってくんじゃねーよブス」と返してしまい、腹を立てた彼女から突き放されたまま疎遠な空気のもとに中学卒業を迎えることになる。(原作1巻、28~29ページ、原作3巻、33ページ)


北宇治高校に進学してまもなく、秀一のほうから久美子に謝り、彼女もまた「許すとはいってないけど」と言いつつも普通に話してくれるようになった。その一方で、TVアニメ版では秀一からの直接の謝罪はなく、その代わりに久美子と高校進学後の部活についての話題や吹奏楽部の活動内容などを交わすことによって、とりあえず秀一に口を聞いてくれる程度の仲にまで回復している。(TVアニメ版1期1話~1期3話)

また、部活を選ぶ際の会話のなかで「お前が吹部に入るなら俺も入るし」と言ったり、あがた祭の際に恥ずかしながらも久美子を誘おうとしていることなどから、彼が無意識ながら久美子に対する好意を抱いている様子がうかがえる(原作1巻、184ページ、TVアニメ版1期8話)。加えて、TVアニメ版の2期13話では、秀一の幼馴染の先輩である斎藤葵の口から、久美子への好意が相当以前からあることが明らかにされている。


コンクールシーズンの終盤である吹奏楽コンクール全国大会本番の前夜、偶然にも久美子と鉢合わせた秀一は、それまで渡しそびれていた彼女の誕生日プレゼントとして、イタリアンホワイトがあしらわれた髪飾りを渡している。なお、その髪飾りにあしらわれている花は、久美子の親友である川島緑輝から「久美子の好きな花」として紹介されたものであり、その花がかつて顧問の滝が妻にプロポーズしたときに渡したものと同じであると知った際には、秀一は久美子の前で赤面したままうろたえている。(原作3巻、310~312ページ、TVアニメ版2期12話)


新体制発足~高校2年生時編集

劇場版


秀一は全国大会の前日に久美子にプレゼントを渡したものの、それ以降なかなか告白することができずにおり、低音パートの先輩である長瀬梨子後藤卓也の後押しを受ける形で、ついに久美子に対して告白に踏み切っている。一方、彼からの告白を受けた久美子もまた「私も、秀一のことが好きだよ」と答え、ようやく二人はカップルとしての付き合いを始めることになる(短編集1巻、268ページ、劇場版『誓いのフィナーレ』)。もっとも、その交際内容はこれまで続いていた幼馴染の関係からほとんど変わることはなく、そのことは互いに薄々ながら自覚している。(原作公式ガイドブック、25ページ)


新年度を迎えてそれぞれ新たな役職を得た秀一と久美子は、交際のせいで周囲に気を遣わせることを避けるために部活時間中の接触を控えるようになり、結果として二人きりで過ごす時間はめっきりと減ることになる(第二楽章前編、166ページ、272ページ)。秀一は彼女である久美子の人柄に信頼を置きつつも、互いに恋人としての距離感を探りあぐねているために、関係性の密度は付き合い始めた当時から一向に平行線をたどっている。(第二楽章前編、276ページ)

また、付き合い始めて半年になりつつも一向に変化しない関係を鑑みた秀一は、雰囲気と勢いに任せて久美子にキスを迫ろうとしたこともあったものの、当の久美子から「健全なお付き合いって前に言ったじゃん。キスとか、そういう恥ずかしいのは禁止」と、部活への集中を理由に強く突っぱねられて失敗している。(第二楽章後編、96ページ、映画『誓いのフィナーレ』)


コンクールシーズンが関西大会で終了し、ひとつ上の代が引退を迎えるころ、秀一は久美子から「次年度の部長を任せられた」と明かされ、最後の1年間の活動を部活の運営に専念するために恋人同士の関係を打ち切りたいと告げられている(なお、劇場版『誓いのフィナーレ』では、関西大会前の夏合宿の折に「部活に集中したい」ことを理由に久美子から別れを切り出されている)。彼は久美子の想いをおもんぱかって恋人付き合いの解消を受け入れるものの、それと同時に自身が部長としての久美子をどう支えていくかについても思いを巡らせており、結果として自身が次年度の副部長になる形で落ち着いている。(第二楽章後編、380~383ページ、最終楽章前編、377ページ)


副部長就任~高校3年生時編集

「チーム黄前」による新体制を迎えて以降は、二人は恋人同士の関係を解消したことからふたたび幼馴染として接するようになったほか、秀一は「副部長という立場から久美子を支える」という彼なりの意地と矜持(きょうじ)のもとに、久美子に対する呼び方を「部長」と改めている。(最終楽章前編、14ページ、377ページ)

また、彼は副部長としてのさまざまな仕事をこなして久美子を助ける以外にも、真面目で固い言葉しか出てこない彼女のためにときおり冗談めいた突っ込みを入れて場の空気を和ませるなど、彼女のことをよく知る幼馴染ならではの気の利いたサポートぶりを見せており、良好な運営基盤の確立に貢献している。(最終楽章前編、46ページ、95ページ、)


その他の主要キャラクターとの関係編集

高坂麗奈編集

トランペットパートに所属している同級生。1年生。

秀一は麗奈のことを「高坂」と呼んでおり、対する麗奈は「塚本」と呼んでいる。

麗奈は勝気な雰囲気を前面に押し出してたびたび秀一のことを挑発しており、気の強さと実行力を併せ持った彼女の存在は秀一にとって「頭の上がらない、苦手意識を覚えるようなもの」となっている。(短編集1巻、195ページ、199ページ、原作公式ガイドブック、70ページ、第二楽章前編、312~313ページ)

また、秀一は久美子と彼氏という形で付き合っているものの、彼は久美子と麗奈が互いに「特別」な存在であることもまた認識しており、彼女たち二人が気兼ねなく過ごせるためにさり気ない配慮も見せている。(第二楽章前編、276~277ページ、最終楽章前編、46ページ)


「チーム黄前」による三役体制が発足してからは、秀一と麗奈は幹部としてともに吹奏楽部を牽引していく立場になる。秀一は、麗奈に対して頭が上がらないような力関係は相変わらずであるものの、3年間の活動を通して互いの実力や人柄に対する見識を深めたこともあり、入部当初に比べていくらかの気安さも感じさせるような言葉も交わすようになっている(最終楽章前編、42ページ、126~127ページ、162ページ)。また、麗奈が吹奏楽コンクールの”全国金賞”を達成するために強硬的な姿勢をとろうとするのに対して、秀一は部内の融和団結を重んじようとすることから、二人はしばしば部の運営方針に関して意見の食い違いを起こしている。(最終楽章前編、122ページ、125ページ)


瀧川ちかお編集

サックスパートでテナーサックスを担当している同級生。1年生。

秀一はちかおのことを「ちかお」と呼んでおり、対するちかおは「塚本」と呼んでいる。

二人は入学当初から仲のいい男友達として、しばしば一緒にからかい合っているほか、花火大会や文化祭でも二人で一緒に繰り出す様子が登場している。(最終楽章前編、265ページ、348~349ページ、最終楽章後編、116ページ、TVアニメ版2期1話、2期6話)

2年生に進級後、秀一とちかおは同じクラスになっており、引き続きふざけ合う様子を後輩たちから目撃されるようになっている。(第二楽章前編、39ページ、142ページ)


月永求編集

塚本秀一生誕祭2019


低音パートでコントラバスを担当しているひとつ下の後輩。新1年生。

秀一は求のことを「」と呼んでおり、対する求は「塚本先輩」と呼んでいる。

部内において1年生の男子部員のまとめ役を担当している秀一は、パレード衣装の採寸をはじめとして求と何度か顔を合わせる機会があり、それらの機会を通して彼の発する「名字で呼ぶなオーラ」を察したことから、彼のことを名字ではなく「求」と名前で呼ぶように心がけている(第二楽章前編、167~168ページ)。何度かの顔合わせを通して互いに意思疎通を図ることができるようになった二人は、その後もほかの男子部員たちを交えながらたびたび交流をする様子を見せている。(劇場版『誓いのフィナーレ』)

また、秀一は3年生に進級してからも、男子部員たちでまとまってあがた祭りに行くために求のことを誘うなど、信頼からくる仲のよさをうかがわせるシーンがしばしば登場している。(最終楽章前編、285ページ、最終楽章後編、162~163ページ)


黒江真由編集

秀一の高校3年生への進級と時を同じくして転入してきた、ユーフォニアム担当の同級生。新3年生。

秀一は真由のことを「黒江」と呼んでいる。

高校3年生の最後の1年間、とりわけコンクールシーズンの一連の活動を通して、秀一は真由の卓越した演奏技術や練習に対する熱意を高く評価している(最終楽章後編、330ページ)。しかしながら、真由と久美子の演奏の腕前が互いに拮抗(きっこう)していることや、オーディション制によるメンバー配置という状況下も相まって、秀一は彼女ではなく幼馴染の久美子のほうに応援の気持ちを寄せるようになっている。(最終楽章前編、308ページ、最終楽章後編、164~165ページ、TVアニメ版3期9話)


黄前麻美子編集

久美子の6つ上の姉で、現在は大学3年生。

秀一は麻美子のことを「麻美子さん」と呼んでおり、対する麻美子は「秀一」と呼んでいる。

小学生のころから黄前家と家族ぐるみの付き合いがあった秀一にとって、麻美子は馴染みの深い存在であり、自身が気安く接することのできる人物のひとりでもある。

彼女の妹である久美子の成長や部活での頑張りを目にしている秀一は、久美子が麻美子に憧れて吹奏楽を始めたことや、上手になって麻美子と一緒に演奏したいと願っていたことなどを麻美子に打ち明けており、その当時将来を決めかねていた彼女に決断をうながすきっかけを与えている。(TVアニメ版2期8話)


余談編集

  • シリーズの作者である武田綾乃は、秀一というキャラクターを主人公の久美子の面倒を見るポジションとして考案し、少々面倒くさい性格の彼女を支える「便利なやつ」という位置づけに仕上げたと説明している。また、執筆した当初は秀一に対してイケメンというイメージを抱いていなかったものの、そののちにカバーイラストを担当したアサダニッキの手によって、作者自身が驚くほどのイケメン姿で描かれたことも語っている。(原作公式ガイドブック、192~193ページ)

関連イラスト編集

冬制服

秀一くん調律

手をつなごう幼馴染


夏制服

♡久美子誕♡男の子だもん


関連動画編集

TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』キャラクターPV 塚本秀一&月永求 ver.(2024年3月)


関連タグ編集

響け!ユーフォニアム

トロンボーン

黄前久美子 - 低音パートに所属する幼馴染の同級生。本作の主人公。

加藤葉月 - 低音パートに所属する同級生。1年生。

斎藤葵 - サックスパートに所属するふたつ上の先輩で、秀一の幼馴染。3年生。

高坂麗奈 - トランペットパートに所属する同級生で、同じ中学校の出身。1年生。

黄前麻美子 - 久美子の6つ上の姉。互いに昔から面識のある間柄。

瀧川ちかお - サックスパートに所属する同級生。仲のいい男子部員の1年生。


野口ヒデリ - 所属するトロンボーンパートのリーダー。3年生。

田浦愛衣 - 所属するトロンボーンパートの先輩。3年生。


秀久美 - 黄前久美子とのカップリングタグ。


外部リンク編集

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