概要
『響け!ユーフォニアム』に登場する塚本秀一と黄前久美子のカップリング。
久美子と秀一は小学3年生からの幼馴染で、二人とも同じマンションに住んでいる。
中学ではクラスメイトだった。
経緯
2年生への進級時に、前々から幼馴染である久美子に好意を抱く秀一が久美子直々に告白。久美子も受け入れ、公園やあがた祭りに共に行くなどして過ごす。しかし特段変わった付き合いはなく、さらに久美子はかねてから自身の将来の事等で深く思い悩み、部活にも専念したいと考え、深く思い悩んでいた。そしてついには久美子が秀一との距離を置く事を決意。原作小説では久美子が先輩である吉川優子から部長を指名された日の直後に、誓いのフィナーレでは夏の合宿中に、それぞれ久美子は秀一に距離を置くことを告げると、秀一も同様の事を考えていたとしてこれを快諾し、2人の間には距離を置かれる事となった。
このカップリングについて
恋愛感に関しては秀一による久美子への片想いからなるアタックを機に始まったカップルなる付き合いでも、吹部の事情やお互いの将来についての会話に踏みとどまっており、あがた祭りに行った時には屋台巡りで手を繋いで走るなどの、幼馴染のよしみなるはしゃぎっぷりを垣間見せながらも、幼馴染から恋人と変わった関係性の中で、特段変わった付き合いはないとされている。そして、恋人そしての距離感の違いに悩みつつ、部長となり全国金賞に専念するため、分かれて幼馴染に戻るという決意を切り出した張本人も久美子である。
そして吉川優子ら1つ上の世代が引退後は久美子が部長で秀一が副部長という立場となる。
最後は全国大会で金賞を取った直後に久美子が秀一に「好き」と告白して秀一も俺もだと返し、無事に復縁する(最終学章370~371ページ)。その後の卒業を経て久美子が教師となるまでの間に二人がどうなったかについては言及がないが、久美子は高校1年生の時に秀一からもらったイタリアンホワイトのヘアピンを持っていることから、関係性は続いていると推測される。