概要
新南中カルテットとは、武田綾乃による青春部活小説『響け!ユーフォニアム』シリーズの登場人物、釜屋すずめ、上石弥生、針谷佳穂、義井沙里によるカルテット(4人組)タグ。カルテット名(グループ名)は、4人とも同じ中学校(南中学校)の出身であることが由来となっており、彼女たちの3つ上の代(卒業生)の部員たち(中川夏紀、吉川優子、鎧塚みぞれ、傘木希美)が組んでいた『南中カルテット』を継承する意味合いも含めて名づけられている。
グループを構成している4人については、保育園から現在に至るまで同じ学校に通っていた幼馴染であり、中学時代はそれぞれバスケ部、テニス部、漫画部、吹奏楽部と別々の部活に所属していたものの、変わらず仲睦(むつ)まじく過ごす間柄であった。高校進学時にそろって北宇治高校を選んだ4人は、すずめの提案によって4人で同じ部活に入ることを決め、同校の吹奏楽部に入部することになる。
普段の4人は、すずめと弥生がしょうもない漫才じみたやり取りを繰り広げ、それを見た佳穂がその都度愉快に笑い、沙里がそんな3人を呆れながらたしなめるという構図のもとに過ごしている。しかしながら、すずめや弥生も周囲を俯瞰(ふかん)して行動することができる聡(さと)い一面を持ち合わせており、結果として持ちつ持たれつのバランスのいい関係性を構築している。あわせて、佳穂についても持ち前の愉快な笑いっぷりとぽわぽわとした雰囲気でいつも周囲の空気を和ませており、4人組のなかでのムードメーカーとして一役買っている。
関連イラスト
関連タグ
北宇治カルテット - 新南中カルテットの2つ上の代(3年生)の部員たちによるカルテット(4人組)タグ。
南中カルテット - 新南中カルテットの3つ上の代(卒業生)の部員たちによるカルテットタグ。