機体データ
形式番号 | ZGMF-1017M2 |
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全高 | 20.22m |
重量 | 79.20t |
武装 | MMI-M636K ビームカービン MA-M92 斬機刀 対ビームシールド |
パイロット | サトー、ルカス・オドネル、蘊・奥(カーボンヒューマン)、他 |
概要
ベテランパイロットからの高い好評と共に幾多の空間機動戦において高い戦績を残したジンハイマニューバを再設計した機体である。新型スラスターを搭載したM型とは違い、既存のスラスター群の強化に留まり、航続距離や加速性はさすがにM型に劣るが限定された空間内における機動性と対MS戦闘能力はこのM2型が大きく勝る。そのため、武装も近接戦闘を意識したものとなっており、小型ではあるがビーム兵器の装備や頭部アンテナの改良による通信機能の強化などの近代化改装も行われたことでダガー系に迫る性能を有したほか、M型に比べて生産性に適した設計となっている。
本機のロールアウトはM型の後で生産数はかなり少なく、一部の特殊部隊や警備部隊に配備された程度だがM型と同様に良好な操作性や信頼性で、やはり現場の評価は高かったといわれる。
また、日本刀のような形状が特徴的な装備である斬機刀は、グレイブヤードといわれる廃棄コロニーに移住した人間たちが持つロストテクノロジーが使用されており、技量次第では縦に並べたMS3機を一刀両断してしまうほどの業物。
ちなみにロウのレッドフレームが持つガーベラストレートも同様の技術で作られており、外見も酷似している。これが原因でロウやジャンク屋同盟が世間から非難を浴び、ロウ自身も指名手配されている。
劇中の活躍
ユニウスセブンを地球に落とそうと目論むテロリストの乗機として登場。この時点でゲイツや新鋭機のザクウォーリアと比べて旧式化が進んでいたが、高い近接戦闘能力とパイロットの腕でジュール隊のMSを圧倒する活躍を見せた。