概要
ベリス、ボフリ、ボルフライ、ベアルとも呼ばれる。ソロモン72柱の魔神の1柱で、26の軍団を率いる序列28番の地獄の公爵。
真紅の鎧または礼装に身を固め、赤い馬にまたがった兵士の姿で現れる(頭に黄金の王冠を被った姿で現れるとも)。二枚舌でよく嘘をつくとされるが、召喚者の厳命が成功すれば、錬金術に詳しくなる、金属を黄金に変える、過去と未来の知識を人間に与える、揺るがぬ尊厳を与えるなどのことをしてもらえることができる。
ベリスの名前は、旧約聖書にも登場するシケム人が偶像として崇めた神バアル・ベリトに由来すると考えられている。 同じくバアル・ベリト神に由来すると考えられているバルベリトと同一視、または別名とされる。 セバスチャン・ミカエリスによれば、バルベリトは第一階級の悪魔の一人として殺人と冒涜を司り、聖バルナバの敵対者である。堕とされる以前は智天使の君主であったという。(wiki引用)
血の赤をイメージした悪魔でもあるベリトは、拷問や虐殺を司ってもいる。
創作での扱い
女神転生シリーズ
初出は『真・女神転生』で”堕天使”ベリスとして登場。赤い馬に乗った甲冑の騎士の姿で、”堕天使”エリゴールの色違いであった。『真・女神転生Ⅱ』ではエリゴールの色違いなのは同じだったが、二本の角が生えた兜の姿になった。『真・女神転生if...』以降、ベリスはⅠの姿、エリゴールはⅡの姿と分けられた。
『真・女神転生デビルチルドレン』ではベリト名義で、ゼブルとフェゴールと合わせたバール三兄弟の次男として登場。とろけた赤い馬に乗った王子のような姿で、剣術と錬金術の達人である。pixivではこの記事のメイン画像でもあり、このキャラクターの投稿数も多い。