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本名「W.D.Gaster」。
その存在はゲーム本編でごく僅かなキャラクター達の会話で仄めかされる程度で、通常プレイにおいてどのルートを通っても彼が明確に姿を現す事は絶対にない。
しかし、ゲームのファイルを編集したり、「fun」というゲーム内に隠されたランダムパラメータが特定の値になった時、もしくは直接ファイルを弄って数値を設定することで、その存在を言及するキャラクター達やイベントが登場するようになる。
それらの情報を照らし合わせると、Gasterという人物は以下のような存在である事が推測できる。
- Gaster博士はAlphysの前任者で、彼女よりも優れた知識を持つ非常に優秀な人物だった。
- ある日、自身が作った開発品へと落下した事で絶命してしまう。
- その存在は抹消されたが、彼の意識体は未だ地下世界のどこかに存在しているらしい。
- また、作中に登場するモンスターは息絶えると肉体が灰になるが、彼の身体は灰にならずバラバラになった状態で時空をさまよっているらしい。
Gaster本人とされるNPCは特殊な条件を満たす事でどこかに出現する狭い部屋の中に一人佇んでいる。
触れようとするとぶつからずにすり抜け、さらにコンタクトを取ろうとすると驚いたような仕草を取りながら幽霊のように姿を消してしまう。
この他、ゲームでプレイヤーの名前を決める画面で「gaster」と入力して決定しようとすると、ゲームが強制的にリセットされてデモムービーに戻されるという現象が発生する。
直接発言する場面はないが、彼が発言したと思しきセリフのフォントは「Wingdings」というフォントで表記されている。このフォントはアルファベットの代わりに絵文字を収録したものであり、一見すると絵文字記号ばかりの意味不明な文字の羅列だが、それらをアルファベットに戻して解読するとPapyrus同様に大文字で構成された文章である事が判明している。
また、genocide(虐殺)ルートで戦う事になるSansが使用する武器のスプライトデータ名は「Gaster Blaster」であり、SansおよびPapyrusと同様に名前がフォント由来（「W.D.」=「WingDings」。さらに後半部分は「Aster」というフォントが由来とされており、Sans戦で見られる「Zzz」のフォントが酷似している）など、Sans及びPapyrusの兄弟とは何かしらの関わりがあるのではとファンの間で推測されている。
その他
作中の登場人物の中でも明確な設定が少ないので二次創作におけるキャラ付けは個人によって様々だが、立ち絵が黒スーツを彷彿とさせる出で立ちから紳士的な人物として描かれる事も多い。
他にもFloweyやChara以上にゲームのデータに干渉できるメタ的な存在だったり、再び復活する為に陰であれこれ画策する悪役的なポジションとして描かれたりもする。
また、前述の骨兄弟の関連性から二人の父親とされていることもしばしばある。
UnitaleでのGaster
Undertale風の戦闘が出来るMODゲーム「Unitale」で
彼と戦える作品がたくさん投稿されているが、
何故か全て意図的にバグが仕組まれている。
また、彼と和解したり、まともに倒したりするのが、大半不可能。
恐らくゲームのデータに干渉できるのが原因なのだろうか？
これらの設定は公式には明言されていない非公式設定なので注意。
