台パン
だいぱん
台パンとは、ゲーム機などをパンチすることである。
概要
主にゲームセンターなどのゲーム筐体をパンチすること。「台をパンチする」の略語。
台をバンバン叩くということから「台バン」と呼ばれる事もあるが、意味合いはほぼ同じである。
大体の場合、ゲーム内容が理不尽であったり、些細なミスを犯した際に鬱憤を晴らすために叩くというケースが多く、筐体の破壊が目的で台パンする、という事はまず無いと思われる。
ゲーム筐体は精密機器である事から衝撃などを与えると壊れてしまう可能性もあり、ゲームセンターなどで台パンを頻繁に繰り返せば店員に注意されるだけでなく、強制退店させられてしまう事も有るだろう。そうでなくとも周囲の客を不快な気分に陥らせ、筐体の破損により怪我を負う可能性も十分にある。
当然のことながら実際に筐体を破壊するような事があれば弁償は免れない他、器物損壊罪(3年以下の懲役または30万円以下の罰金)に処される可能性も有る。ちなみにアーケードゲームの筐体は数百万単位の値段がするものも珍しくない為、たった一発の台パンの代償が高くつく事になる。
台パンされやすいケース
- クレーンゲームであと少しという所で全然取れない
- アクションゲームやシューティングゲームでミスをした後の立て直しに失敗
- 対戦ゲームで乱入され負ける
- 対戦格闘ゲームでハメ技や永久連続技を使われる
- 麻雀ゲームでCPUに天和を出される(理不尽な和了をされる)
- パチンコで全く出ない(ただし、大当たりまでの過程がアナログな羽根モノだと台パンによる不正入賞対策として後述のピンボールにおけるティルトに当たる機能が大半に付いている)
- ピンボールでボールが落ちそう(なお、ピンボール筐体には揺れを感知するとティルトとなり即終了となる機能が付いている場合もある)
- 『ソニックブラストマン』等のパンチングマシン系のゲーム。ただし、こちらはパンチをする場所を間違えないように。
アナログゲームにおいての台パン
- TCGで不利な状況になった時に台パン。こちらはゲーム妨害の判定を受けてペナルティ、あるいは試合が没収(あるいは失格判定)される事もある。