未来人類
みらいじんるい
概要
未来において人類が様々な経緯から現在と違う姿に進化したものであるが、ニュアンスとしては輝かしいイメージの未来人とは違い、現生人類である我々にとってどうしてこうなった外見に進化したものを指すことが多い。
登場するおもな作品
- イデアの日(ニウヒウメン)
敵組織の計画後の未来世界にタイムスリップした主人公たちが出会う未来人類。後肢がバッタの後肢のようになった赤ん坊のようなモンスターで毒ガスを吐く。名前は「ニューヒューマン」のもじりである。会話できるものもいるが、彼らが話すニウヒウメン語を母音をもとに解読すると欲望まみれであることがわかる。原作者の相原コージは漂流教室に影響を受けたことを公言している。
- ノストラダムスの大予言(軟体人間)
同名の映画に登場する核戦争後の世界に住む人類・・・という想像の存在。この描写も含め問題表現が多かったことからこの映画はソフト化されていない。
- BLACK BRAIN(ヒテロ・邪進化人類)
サガノヘルマーによるSFアクション漫画。宇宙人のような未来人類ホモ・ヒテロが、進化につながる才能を持つ主人公に、精神攻撃をする力を与え、外骨格人類、水棲人類、鳥人間や無機的に進化したホモ・デジタリアンなどの邪進化人類と抗争する。
- 銃夢(金星人、木星人、土星人)
太陽系の各惑星の環境に各種技術で適応した人類が登場する。
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- 漂流教室(第二人類)
文明が滅び去った未来にタイムスリップした大和小学校の児童の前に現れた、背中の瘤に単眼を持つ4足歩行のカマドウマのような人類。テレパシーで会話をし、旧文明の遺物を扱えるほどの高い知能を持つ。汚染物質を含有する未来ヒトデの体液を牙の生えた口で吸い食料とする。
実写映画版では、同漫画に登場した怪虫のエピソードと統合されたのか、体内に水分を蓄える巨大な虫として登場した。
TVドラマ版では舞台が高校に設定変更になったが、最終回に漫画の姿を今風クリーチャーにアレンジされた姿で登場した。(メイン画像)
漫画版では癌の治療薬の影響で突然変異した人間の末裔で、発生当初は迫害を受けていたが汚染環境に適応して地上を支配していた。
野菜畑に発生した未来キノコを食べた小学生達も、美的感覚がおかしくなり、肉体も変異を始め彼らの仲間となってしまった。