概要
1958年に発表。フェンダーのギターを使うジャズ・ギタリストがいなかったことから、ジャズに対応できるエレキギターとして製作された。
結局、ジャズマスターはジャズ・ギタリストに使用されなかったが、リアピックアップから非常にワイルドな音が出るため、サーフロック、ガレージロック、オルタナティブロックなどのギタリストに愛用された。
仕様
フロント・リアの2ピックアップ仕様。
ピックアップはジャズマスターのために開発された大型のもので、シングルコイルだがテレキャスター、ストラトキャスターより格段に出力が大きく、ハウリングを起こし易い。
プリセット・トーン/ボリューム回路や、座って弾いた際に安定する左右非対称のボディ(オフセットウエスト)、チューニングが狂いづらいブリッジ/フローティングトレモロシステムなど、革新的な機能が搭載された。