両者はミューズの座をめぐるライバル関係にある
発端
四ツ星学園に所属するアイドル早乙女あこは、自分と専属契約する事になっていたブランドであるFuwFuwaDreamを花園きららに奪われる形になる。そこでヴィーナスアークに乗り込むもののスタッフとトラブルを起こして追い返されてしまった。このような経緯できららを敵視するようになったあこだが、きららとのプレゼン対決で敗れてしまう。
そしてきららのプレミアムレアドレス発表ステージ当日、あこが見たものは自分の主張すべきものは決して譲らず、それでいて必要な物ならばあこのアイデアも取り入れたきららのスタープレミアムレアドレスだった。
プレミアムレアドレスはブランドからのメッセージを届ける物、にも関わらず自分はただのキレイなドレスだと思っていた。あこはこれまでの自分の考えの甘さを反省し、打倒花園きららを改めて誓うのであった。
と、ここまでならあこの成長物語で終わりだが、本番はこれから。
ステージ終了後、きららは二人でFuwaFuwaDreamのミューズになろうと言ってあこを誘ったのである。きららの言い分では「今日のステージできらら一人がミューズをやるよりもミューズをあこちゃんと二人でやった方がFuwaFuwaDreamをよりいいものに出来るとわかった」という。
あこは「ブランドのミューズは一人と決まっていますわ!」と反論するも、きららは「きららはそういうのを気にしない」と返す。その後もミューズの座をきららから奪う事にこだわるあことミューズを二人でやれば楽しいと主張するきららのかみ合わない会話が、しばらくの間続いたのだった。
かくしてここに奇妙なライバル関係が生まれた。
なお、一年目ではあこには本格的なライバル関係が存在しなかったため、あこにとってきららは劇中では最初のライバルとなる。
その後
55話では、きららは留学メンバーにあこが含まれていないと知ってあからさまに不機嫌になる。続く57話では、きららはヴィーナスアークに不法侵入したあこに対して「きららの弱点、見つかった?」と、あこを無自覚に煽っている。
66話では、あこはきららのステージを見て「ドレスの完成度なら、きららのFuwaFuwaDreamが一番ですわ」という感想を漏らしている。
71話で、きららはヴィーナスアーク出航に際してショッピングに夢中になるあまり置いてきぼりにされてしまい、半ば強引にあこの部屋に居候する事に決める。
ダブルミューズ就任
早乙女あこが司会を務める動物番組に、七倉小春と虹野ゆめ、そして世界的アイドル羊のキャロラインが出演する事が決まるが、それを聞いた出演子役のひとりであるてつやくんはあからさまに不機嫌になる。
そして収録当日、スタジオにキャロラインの飼い主である花園きららが乱入するというハプニングが発生し、そのままなし崩し的にあこときららは初共演する事になる。
途中、小春とゆめによるRainbowBerryParfaitの宣伝コーナーなどを挟みつつ、収録は途中までは順調に進んでいたものの、休憩中にてつやくんがキャロラインを連れていなくなってしまう。
そこで、ゆめのステージで場を繋ぐ事になったもののそれでも時間が足りず、あこが解決策を考えている最中に、きららがあこときららのステージで繋ぐ事を提案し、そのまま決定する。
フィットルームにて因縁の始まりとなったコンペの話になり、きららは「あの時からずっと、私に負けないくらいFuwaFuwaDreamの事を考えてた」と言って、猫をイメージしたという新作ドレスをあこに託すと、あこは「(FuwaFuwaDreamを思う気持ちは)きっと、わたくしの方が勝っていますわ」と言って受け取る。
そして、ステージは成功し、てつやくんも倉庫でキャロラインの毛にうずくまって寝ている所を発見され、収録はなんとか終了、きららから再び二人でミューズになる事を持ちかけられる。
あこはきららとのステージに手応えを感じた事と、小春とゆめから説得された事から「やるからには、けっして手を抜きませんわ」と言って、ダブルミューズになる事を受け入れたのだった。
余談
一応、この人とのカップリングもきらあこだが、既に別のタグが定着している。