概要
発祥となったのは2010年9月18日に行われたTGS、後に9・18事件と呼ばれる事件で有名になった『アイドルマスター2』のイベントに関するバンダイナムコゲームスのやらかしである。
なおそちらについては9・18事件の記事を見たほうが早い。
具体的に言うと“何かしらのいわゆる炎上に当たる問題が発生したコンテンツ”に関連する当時者および関係者とその作品に触れたユーザーが直にあるいは間接的にコンタクトが取れる企画・大会などのイベントが行われた際、そのコンテンツに出演していた本来は無関係であるはずの声優にそれらの問題に関する説明や謝罪を行わせることでユーザー達がその問題に対してそれ以上強く言及できないような状況を作り出している所が“その人達を盾にしている”(言うなれば「人間の盾」)ように映ったことからこう呼ばれるようになった。
とは言え、本来ならばきちんと事情を説明すべき製作者および責任者側が出て来ず、なぜか作品に参加しただけの声優に適当にそれをやらせるという無責任とも取れる姿勢が透けて見えるせいか、これで多くのユーザーの納得させるのは流石に難しく、結局はかえって反発をさらに大きくさせてしまう一因に成りやすいのも事実である。
似たようなケースはその後も何度かあり、2015年の某RPGの本編のシナリオに関する炎上事件や2017年の某アニメの監督降板に対する反対運動が起こった際にも関連イベントではそれに出演していた声優に簡単な釈明を行わせただけで済ませ、結果さらなる反発を生む悪循環に陥る事態となっている。