概要
CV.今村彩夏
『プリンセス・プリンシパル』の登場人物。
アルビオン王国の植民地インコグニアから名門クィーンズ・メイフィア校に転入してきた特待生。インコグニア訛りが抜けない控えめな眼鏡少女。
その正体は王国のプリンセスと入れ替わる「チェンジリング作戦」の為にアルビオン共和国より送り込まれたスパイ。先に学校に学生として潜入していたドロシーの下にチームに加わり、学生を隠れ蓑にスパイ活動を続けている。
Cボールの扱いはチーム随一であり、沈着冷静、頭も切れる。
黒蜥蜴星から来た宇宙人と称し、また自らを嘘つきだと仲間内には公言している。
以下、重大なネタバレ。
その正体は、ずっと以前にアンジェと入れ替わった”本物の”プリンセス・シャーロット。
普段は無表情・無愛想だが、本来は明るく表情も豊かで、感情も露にもする。ただしそれは秘密を知るプリンセスになったアンジェの前だけ。
本編より10年前の子供の頃、勉強ばかりの窮屈な王宮暮らしに嫌気を感じていたが、偶然自分とそっくりなアンジェと出会い、すぐに仲良くなり毎日遊ぶようになった。ある日、窮屈な宮殿を抜け出し外を見てみたいと言い出し、アンジェと入れ替わったが、貧困に苦しむ町の人々を目の当たりにし、外界の現実と真実を知った。さらに、まさにその日に革命が起こってしまい、再会できたアンジェに自分が女王になって世界を変えると志を示したが、革命軍の砲撃に巻き込まれて二人は瓦礫で阻まれ、入れ替わったままそれぞれ王国側・共和国側に離れ離れされてしまった。
不測の事態とはいえ、アンジェに”プリンセス”を押し付けてしまう形になったことをずっと悔やんでいたようである。その後、スパイ育成のために孤児を集めていたコントロールの下に入り、養成所「ファーム」でスパイの訓練を受け、トップ成績でスパイとなっていった。
チェンジリング作戦をコントロールに提案したのは彼女であり、その目的は自分のせいでプリンセスにしてしまったアンジェを救い出し共にカサブランカに逃げる為、彼女と再会し接触する事であった。