それまでムービーや静止画で表現されていたイベントを、全てプレイヤーの目の前で発生させ、プレイパートとダイナミックなストーリー展開を地続きにするという画期的なゲームデザインを生んだFPSの名作。 開発はValve Software。
ストーリー
ブラックメサ研究所に着任することになったゴードン・フリーマン。最初の仕事として特異物質の実験に参加することになるが実験の失敗により研究所所内は崩壊し、さらに異次元から異型の怪物が出現する。フリーマンは地獄と化した研究所からの脱出を目指すも・・・
登場人物
主人公の物理学者。詳しくは当該記事参照
行く先々で時折見かけるスーツとアタッシュケースが特徴の謎の男。正体、所属機関等、すべてが謎に包まれている・・・
ゲーム史
1998年に1作目が登場。
3部作であると公式に銘打たれており、Half-Life2は2004年(Windows版)に発売されている(2作とも、現在も開発会社のインターネットプラットフォームであるSteamから入手できる)。
しかしそれから10年以上経った2016年現在も、3作目がリリースされるという情報は全くない。
海外では、前述のSteamによる他社ゲーム配信での収入獲得がValve Softwareの主軸となってしまい、開発会社としてのポテンシャルが落ちたことが主な原因と言われている。
なお、海外ゲーマー達は古くからこの状況を揶揄して、「Valve SoftwareのトップであるGabe Newellが3より大きい数を数えられないせいだ」とも言っている(事実、Valve Softwareは社の歴史を通じて続きモノのゲームとして3作目を作ったことがない)。
関連項目
PORTAL(本編との直接のつながりはないが世界観と設定を共有している)