曖昧さ回避
概要
CV:内山昂輝
一大寺大和らの通う高校に新たに転校してきた青年で、長髪で左目が隠れている。
口数が少なく人と余り交流を持とうとしない俗に言うコミュ障だが、猫等の動物にだけは心を開く。
しかしながら、周囲への気遣いができる優しさを持ち、他のパイロットとの関係もかなり良好であり、突飛な発想力を持つ一大寺大和に圧倒されつつも、作戦を超速で理解できる彼とは息のあったコンビネーションを見せる。
霧島曰く、「イケメン」に相当する容姿を持っているらしい。
また、彼女と一緒に映るシーンも多い。
ドラクターの襲撃に遭った戦災孤児であり、家族と死に別れた中で後の養父であるサイモン博士に助けられるが、車椅子生活を余儀なくされた。実はこの時に心停止が限界を超えてから蘇生した為か、異能に目覚めるようになる。最初に外に出ることを拒否した際にサイコキネシスが発現、続いて優れた知能を発揮。2119年頃に零士と同じような能力が発現しつつあった青年たちの一人が暴走した際には、即座に背後に回り込み、アイアンクローで何か不思議な力を送り込んで無力化させるが、後の研究により、青年は超能力を使う代償として出来た腫瘍により暴走し、零士はその腫瘍を取り払った事が判明する。
いわば、彼は人類の進化系とでも言うべき存在になっていたのだ。
その後、ローグのパイロット候補生に選ばれるも、当初は戦うことを拒否していた。
しかし、ドラクターの攻撃や自分の躊躇のせいで仲良くなった猫が死んだことに悲しみと怒りを覚えると、「仕返し」として、メガトン級ローグ・アーサーのパイロットになった。
そう仕向けたのはサイモン博士の仕業であり零士の猫にあらかじめ思考操作し零士をアーサーに乗らせるという仕込みを入れていた。
以降は能動的に戦いに参加するように。また、仲間が死ぬ事を恐れている節があり、ジュンが瀕死の重傷を負った際には仕返しモードに変貌にし、敵軍を蹴散らした。戦闘終了後は上記の超能力を使ってジュンを救う事に成功し、安堵する。今回は救えたというセリフから過去に青年に超能力を行使したのも彼を助けようとしたからである事が示唆されている。
空中戦闘ではアーサーが使用できない為、代わりに浅海輝がパイロットを務めたスパークマンに搭乗した事も。そちらでも天才的な手腕は据え置きであった。
彼の養父であるサイモン博士は元は医師であったが、彼に発現した超能力を研究するうちにその魅力に取り憑かれてマッドサイエンティストと化した。それでも切っ掛け自体は零士を生かしたいという気持ちに起因するものであり、息子への生きて欲しいという思い自体は紛れもない本物である。南沙也加が死亡した時の反応から根が善人である事には違いないようだ。
余談
2021/12/12時点での作品数は2が大半を占める。
1の関連タグ
乾カゲトラ:同じくLEVEL5のロボットアニメの登場人物にして中の人繋がり。
セカンドステージ・チルドレン/オルフェノク:ある意味で近しい存在。
2の関連タグ
※尚、此方の『雨宮零士』はあめみやではなく“あまみや”のため要注意。