概要
佐藤有文著の『いちばんくわしい日本妖怪図鑑』に紹介されている妖怪。
夜中に現れ、酒を勧めると滑稽な踊りをはじめる。その踊りを見たものは幸せになるといわれる。
人を驚かせはするものの悪意は無く、困っている人を助けもてなすともいわれている。
創作での扱い
桃太郎伝説
黄色いコンニャクのようで、3枚舌を持つ妖怪。
『桃太郎伝説2』では時事ネタとして「ほほえみの大地」に当時西武ライオンズに入団し活躍していた清原和博をモデルにした攻撃を打ち返すきよはらだしが登場した。
鬼同士の抗争の外伝『夜叉姫伝説』や『新桃太郎伝説』では仲間にすることができる。
攻撃力が弱く回復手段も特殊だが、物理攻撃に強く段が上がり特殊な術を使えるようになると大活躍する。41段でもろだしの術をおぼえると…
きびだんごとトカゲのしっぽを勘違いしており、はらだしの村の里吉に渡すと仲間になった。
びろ~んとは近い種族なので会話することができる。
※イラスト右
余談
- 佐藤有文の書籍が初出といわれ、元絵にはさとりという名前が書いてある。
- 佐藤がこの元絵が掲載された書物を手放してしまったため、多くの謎が残っている。
- 「土蜘蛛草紙」の尼僧の怪や「浮牡丹全伝」の腹に顔がある妖怪も「はらだしの怪」とされる。