漫画「ぬらりひょんの孫」の登場人物。
概要
関東の妖怪組織「奴良組」本家に所属する妖怪。主人公・奴良リクオの側近の一人。
頭部が胴体から離れて浮かんでいる青年。ろくろ首の一種、抜け首。公式でイケメンと設定されている。基本的に真面目で温厚、特に女性に優しい性格だが、怒ると攻撃的な一面が出る。
かつては人間であり、250年前は義賊だった。当時の名前は未公開。妖怪に仲間と共に惨殺され、その怨みから妖怪化。「常州の弦殺師」を名乗り、復讐心から妖怪狩りを行っていたところを、奴良組2代目総大将・奴良鯉伴に鎮圧された。
毛倡妓とは人間だった頃から縁があり、妖怪化してからも彼女と行動を共にしている。恋人のような関係であると思われる。毛倡妓とのコンビネーションでは主に攻撃を担当する。
送り仮名をつけた「首無し」というタグも稀にあるが、公式表記の「首無」タグを推奨したい。
武器・能力
黒弦(こくげん)
首無が武器として使う紐。名前は黒だが赤い。畏を帯びると硬化して強度が増す。毛倡妓の髪と絡新婦の糸が材料。
弦術・殺取 くさり蜘蛛(げんじゅつ・あやとり くさりぐも)
蜘蛛の巣のように紐を張り巡らせながら、敵の首を吊るし上げる。
弦術・殺取 蛇行刃(げんじゅつ・あやとり じゃこうやいば)
硬化することで切れ味が加わった紐を伸ばし、敵を切断する。
弦術・殺取 螺旋刃(げんじゅつ・あやとり らせんじん)
紐を螺旋状に配置し、竜巻のような攻撃を起こして敵を切り刻む。