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ザスパクサツ群馬の編集履歴

2017-12-04 00:01:12 バージョン

ザスパクサツ群馬

ざすぱくさつぐんま

ザスパクサツ群馬とは、群馬県をホームタウンとするJリーグクラブ。

解説

創設年1995年
加盟年2005年
ホームスタジアム正田醤油スタジアム群馬
クラブカラー紺・黄
マスコット湯友

旧称はザスパ草津


2002年までは群馬県リーグ所属であったが、そこからわずか2シーズンでJリーグに加盟。この旋風は非常に話題となった。


現在の最高順位はJ2で9位。2011年に初めてJリーグでのシーズン勝ち越しを果たした。


草津町だけでなく群馬県全体のクラブへという思いから、2013年に現クラブ名に変更。ザスパ群馬としなかったのは、報道等でクサツを略されるのを防ぐためである。


ユニフォームの胸と背スポンサーは、Jリーグで唯一1年おきに入れ替わる方式となっている(当該企業はグループ会社ではあるが)。


2017年のザスパクサツ群馬

2017年10月15日、ホーム正田醤油スタジアム群馬で行われた東京ヴェルディとの一戦に1-2で敗れた最下位ザスパクサツ群馬は残り5試合で20位カマタマーレ讃岐との勝ち点差が16を追いつくことが出来なくなってしまったため2018年度のJ3降格がほぼ決定してしまう。

一応この先ザスパクサツが21位に上がったうえでJ3リーグにおいてJ2クラブライセンスを保有していないアスルクラロ沼津とブラウブリッツ秋田のどちらかが2位でフィニッシュすれば残留も可能であるが21位レノファ山口との勝ち点差は9である。

なぜこのような事態になってしまったのか、端的に言えば頭が腐れば体も腐るというやつである。

始まる前から終わってた

2017年のザスパクサツ群馬。それは一人の人間による狂気である。

まずシーズン前に昨年の残留の立役者である服部監督とS級ライセンスを持つ衛藤コーチと吉澤コーチを金もないのに違約金を払ってクビにし代わりにやってきたのはプロクラブでのコーチ経験のない埴田健氏と通訳兼任のホチョル氏でこの時点でヤバい雰囲気しかしないのに新任の森下仁志監督に対しては戦術的サポートをするヘッドコーチを付けなかったため氏以外にS級ライセンス取得者がいない状態が出来上がる。しかも選手も31人中18人が新加入選手でそのうち10人がルーキーという破滅願望に憑りつかれたかのような人員交代がなされることになる。

それだけならよかったのだけどもこれだけ終わらないのがこのチームの恐ろしさである。

ファンが離れました

森下新体制になってからそれまで行われていたファンサービスが激減することになる練習見学エリアをかなり遠ざけほとんど非公開練習のみとなりおおよそ地域密着を理念に掲げるJリーグのクラブとは思えない暴挙をしでかしてしまう。

すみません、選手たちの練習を見て目を輝かせる子どもたちも見に来るんですよ、チームにとってまずいのはザスパクサツに対して一番夢を持ってくれるはずの子ども達と、そして地域にとってもチームに対する不信が募る事じゃないんでしょうか。

開幕そして終了

そうした問題を抱えたままシーズンがスタートするもののやはりというべきかひどいありさまになる。チームは開幕から2か月以上経った5月7日の第12節ロアッソ熊本戦で初勝利を挙げるまで1分10敗得失点差-19(5得点24失点)でさらに毎試合失点という悲惨な成績を残すことになる。

なんせ戦術的なアドバイスをするコーチがいないため選手たちの判断任せになりDFラインは若手が多く動揺を抑えるベテランもいない、本来であればDFリーダーとしてチームを統率するはずのDF坪内秀介選手はいつまでもベンチ外ときた。

本来であれば監督の更迭が考えられるがチームには監督をクビにした後の指揮を執るS級ライセンス保持者がおらずそもそもオフの人事で3300万円の赤字を抱えて純資産もほぼないので監督招聘も不可能。いわゆる詰みである。

そして地獄へ

そして8月チームはやらかすことになる。

大宮アルディージャから期限付き移籍中のFW川田拳登選手をあろうことか国体に参加させようとしたことがレンタル元にバレてレンタルを打ち切られるという前代未聞の事態を引き起こす。

その後川田選手は8月29日に再度J3の栃木SCへレンタルされ9月3日には即出場し16日には2得点の活躍を見せている。なおチームが危機的状況なのに国体群馬県代表にザスパ所属選手を11人も送り込んだのは恐らく全ての元凶である菅原GMの意向である。

なんせGMは獲得した選手を育成の名目で成績不良のtonan前橋に大量移籍させている。どう見てもtonanでは獲得できない選手をJ2のザスパを利用して獲得していることは明白であり、おおよそまともなサッカーチームのGMのやることではない。

そしてGMにとっちゃ噛み終わったガム、出汁を取ったかつお節となったザスパは選手もサポーターもフロントもバラッバラ、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図の中未勝利地獄をひた走ることになる。

これだけは言っておく、あんな狂人にGMをやらせてはならない。たとえそれがチームの危機だろうと。

さようならJ2

12月3日、この日J3において栃木SCが2位でフィニッシュした為ザスパクサツの降格が決定する。

ちなみにザスパにとどめを刺したのはGMの凶行によりレンタルを打ち切られた川田選手が所属していた大宮から移籍したネイツ・ペチュニク選手である。ある意味若手選手を好き勝手させられかけた大宮からの最高の復讐だった気がしなくもない。

2017年のザスパクサツの成績は5勝5分32敗得失点差-56で勝ち点は驚愕の20。そして総得点はJ2最下位の32、失点はこれまたJ2最下位の88というまさに血だるま状態での降格である。

そもそも一つ上の21位ロアッソ熊本の勝ち点が37で20位レノファ山口と1しか離れていないのにもかかわらずこちらは20という時点で数字だけ見ればいかに今年のザスパのレベルが酷かったかわかる。

クラブは11月5日に全ての元凶である菅原宏GMと都丸晃社長の辞任、そしてある意味最大の被害者である森下監督の辞任を発表。J3での戦いに向けて今度こそまともな人選をしてほしいものである。

マスコット

湯友。パッと見何がモチーフか分からないが、獅子である。


スタジアム

正田醤油スタジアム群馬。草津町にはさすがに規定を満たすスタジアムはできず、ザスパ草津時代から前橋市にあるスタジアムを使用している。


これまでゴール裏は芝生席であったが、2014年にホームゴール裏に座席スタンドが完成。付せて大型映像装置も設置された。


最も近い駅はJR上越線の群馬総社駅(約3km)であるが、通常は前橋駅からのシャトルバスを利用。近くに行かれる一般の路線バス(前橋~渋川)も本数が多い。


自動車利用では、敷島公園内の駐車場をまず使うこととなるが、近隣の状況にもよるが利根川の河川敷やグリーンドーム前橋の駐車場も利用できることがある。グリーンドームからは結構距離があるが散歩がてらで。

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