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宗凛の編集履歴

2017-12-05 06:59:30 バージョン

宗凛

そうりん

アニメ『Free!』の山崎宗介×松岡凛のカップリング。

概要

アニメ『Free!』に登場するキャラクター山崎宗介×松岡凛のカップリング。

凛はFree!第1期からの初期キャラクターであるのに対して、宗介は第2期にあたる『Free!-Eternal Summer-(以下ES)』からの登場であることに注意。


どっしり構えた冷静さに年相応の茶目っ気を兼ね備えた男前な宗介と、熱血ロマンチストがゆえに涙脆く感受性豊かな凛という性格のバランスが良い二人。

ビジュアルも並んだ時のバランスを考えてデザインされている。身長は185cmと177cmの8cm差。体格や肌の色の違いにも注目。

公式のアニマルモチーフは凛がシャーク(ホオジロザメ)で宗介がホエールシャーク(ジンベエザメ)と同じ鮫の仲間である。また、ESの職業パロディでは二人一緒に警察官に設定されている。


二人の関係性は多様で、小学生以来の幼馴染でもあり、水泳選手として切磋琢磨するライバル同士でもあり、何かと勝負事に持ち込むのが好きな年相応の親友同士でもあり、良き理解者同士でもあり(凛は小学生の時点で宗介を「俺の1番の理解者」と語っている)、鮫柄学園水泳部の部長と部員でもあり、チームメイト、クラスメイト、学園寮のルームメイトでもある。後輩の似鳥や百太郎達と一緒にいる時の二人は夫婦や父母のように見える人には見えるはず。他キャラクターの中の人達からは二人のとあるじゃれ合いシーンを指して「彼氏と彼女」「恋人の所業」と揶揄されたことも。




(※以下アニメ本編・書籍関連などネタバレ注意)



小学生時代

親友とライバルという関係性を併せ持った二人にとって、一つのアイスを巡ってジャンケンをしたりプールまでの道を競ったりと何かにつけて勝負ごとに持ち込むのが楽しみだった様子。バッタの速さ比べでは宗介の「負けた方が勝った方の言うことを何でもひとつ聞く」という提案を凛は受けており、結果として凛が負けてしまったため渋々ながらもこの約束を果たすことになってしまった。なお、結局宗介は凛への願い事を決められずに、凛がオーストラリアへ留学してから高校で再会するまでこの約束のことを覚えていた。再会後の幾つかの望みは凛に撥ねつけられてしまっているため、実質この約束はまだ果たされていない。


また水泳に関しては、チームリレーへの考え方の違いから一度衝突している。それは仲間と作り上げるリレーを大切にする凛に対して、宗介は「誰かのせいで負けたり、たとえ勝っても自分一人の力じゃない、そんなリレーはつまらない」と主張したため。その後二人は仲直りをしているが、小学校6年生の冬に凛は「遙と同じチームでリレーを泳ぐ」という願いを叶えるために遙を追いかけて佐野小学校から岩鳶小学校へ、佐野SCから岩鳶SCへと移っていってしまった。宗介はそんな凛に少しの動揺を見せたものの、自分と凛はライバルだから同じチームである必要はないとし、特に引き止めるようなことはしなかった。また凛は、宗介は自分の一番の理解者だと遙たちの前で語りながら、同じチームにはならない方がいいのだと寂しそうに語っている。

小学校卒業後は凛はスポーツ留学で渡豪したため、宗介と凛は離れた地でそれぞれ競泳選手を目指し修練を積むことになる(ちなみに凛がオーストラリアに発つ日は宗介が一人で見送りに来ていた)。その後も、凛が挫折に直面するまでは手紙での交流を続けていたようだ。




再会後

ES4話、2人でランニングをしていた時に「お前は自分の夢とリレー、どっちが大事なんだ」と問う宗介に凛は「俺は過去も、そして今も、仲間に助けられて支えられてここまで来ることが出来た。仲間あっての俺なんだ。もちろん夢は大切だ。けど、仲間と泳ぐ事が俺にとっての力の源なんだ。だから例え甘いと言われようが俺はその両方を手に入れてみせる。自分の夢と、仲間とのリレー、最高のチームで泳いでそれを実現してみせる」と答え、凛のその言葉を聞いた宗介は「お前とリレー泳げば、何かわかる気がするんだ」と、凛とリレーを泳ぐ事を望む。

考え方の違いから一度は同じチームではない方が良いと決めた2人が、再びチームを組む事となる。



その他


声優陣、製作スタッフから見た宗介と凛(一部抜粋)

宗介役の細谷佳正氏は「宗介の印象は"凛に対して託す人"。夢とか希望とか自分でできないこと、やりたくてもやれないことを託すキャラクターという印象です」「凛は挫折もあったけど、宗介にしてみれば光。」などと語っている(ニュータイプ/2014年8月号)

また、細谷氏だけは内海監督から既に宗介の隠してる内面に関して説明を受けていると記載され、細谷氏は「とにかく宗介は、凛のことが好きすぎなんですよ」と語り、それに対してシリーズ構成・脚本の横谷氏も「そうそう」と肯定し「(宗介の)遙への対抗心も凛あってのことなので」と答えている(アニメージュ/2014年9月号)


凛役の宮野真守氏は「かつて二人が過ごした時間は、とてもかけがえのないものだった」と語っている(アニメージュ/2014年9月号)


キャラクターデザインの西屋太志氏は宗介の事を「達観した雰囲気があり、威圧感もたっぷりあります」と答えた上で「凛と話す時には少し表情が緩むことも」とコメントを残している。



宗介と凛の勝負について

「些細な勝負は凛が、ここぞという時は宗介が勝っているのだが、そこにはどんな意味が?」と記載(アニメージュ/2014年9月号)



関連イラスト

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