概要
対義語的には膨張が存在するが(例:等温圧縮⇔等温膨張)、「圧縮する」が他動詞的であるのに対し「膨張する」は自動詞的であるため、どちらかといえば収縮が膨張の対義となっている。
圧縮すると、そのために費やされた仕事が熱に変換されるため、圧縮された対象は加熱される。
一方で沸点は上昇し、気体は液体になり易くなる(融点は下降する事もある)。
コンピュータにおいては、データのサイズを、その性質が失われる事なく極めて小さくなるような形式に変更する処理を意味する。
解凍して完全に元に戻る場合は可逆圧縮、そうでない場合は非可逆圧縮と呼ばれる。
類義にエンコードがあるが、エンコードは暗号化の他、特殊な形式への変更全般を指している。