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後期ボカンのヒロインたち

へんしんせずにいろどりをそえた

これまた解説せねばなるまい。「ヤットデタマン」「逆転イッパツマン」「イタダキマン」 のヒロインの適当なイラストがあったので、一気に解説するのである。この三作ではヒーローは男一人であった。

姫栗コヨミ(ひめくりこよみ)

CV:三浦雅子

遠山探偵事務所の助手。家計を預かるしっかり者。男勝りで、時ワタルを尻に敷く。ヤットデタマンにうっとりとするが、その正体がワタルと知らない。祖母の代から伝わる錠前を持ち、ワタルの鍵と合わせて大巨神を呼ぶ。

カレン姫の話ではワタルと将来結ばれるという。

OPでは南波テルよろしく戦闘員を薙ぎ倒す(登場作は同じタツノコプロの「破裏拳ポリマー」の自家パロディでもある)。

放夢ラン(ほうむらん)

CV:原えりこ

タイムリース社に勤める。18歳。従弟のハル坊の面倒を見る、強気な性格の持ち主。しかし豪速九には想いを寄せながらも言い出せず、彼が他の女性社員の喝采を浴びている時も何もできない。

豪が大人の魅力を振りまく星ハルカと親密になると飛び出したことがあり、その後二人の結婚(実は「敵を欺くには味方から」の定石に則った偽装)にショックを受けた。

トッキュウザウルスとトッキュウマンモスの操縦に当たる。後者が出た頃は豪がイッパツマンになっており、戦闘でも彼を支える。

三蔵法子(さんぞうほうこ)

CV:及川ひとみ

三蔵法師の子孫に当たる、たてまえトリオのリーダー。清楚な印象だが、事ある毎に粗野な地をあらわにする。腕っぷしも強い。

史実の三蔵法師も破戒僧という説があるが、スタッフが意識したかどうかは不明。

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