右代宮楼座とは
うみねこのなく頃にの登場人物のひとりである。
楼座の項目も参考になさってください。
右代宮家での立場
大富豪右代宮家の序列第5位で、右代宮真里亞の母親。
金蔵と妻の間に生まれた4人兄妹の末っ子にあたる。
自身もデザイン会社『アンチローザ』の社長を務めているが、
誰かの連帯保証人となったことで、現在は莫大な借金を抱えている。
長男である蔵臼から現金を得ようとしている。
真里亞との関係
娘の真里亞との仲は、残念ながら良好ではない。
真里亞の口癖である「うーうー」を止めさせるため、
楼座は体罰などの乱暴な行動を繰り返している。
それが9歳の真里亞を幾度となく傷付けたのは、言うまでもないだろう。
真里亞はその様な一面を“黒い魔女”として“ママ”とは区別していた。
また、仕事を理由に家になかなか帰らない点も注意すべきである。
娘がオカルト趣味に傾倒したり、口癖を止めることが出来ないのは、
“ママ”が家に帰ってこない寂しさを紛らわすためとも考えられる。
楼座が真里亞に十分な愛情を注がなかった結果、
二人の関係は悪循環と呼ぶに相応しい状況になっている。
またEP4では娘を何日も放置し、男と旅行に行くというネグレクト描写が見られた
近所の人に覚えられないように娘にぬいぐるみを持ち歩かないこと、夕飯を買うコンビニをこまめに変えること、警察に話しかけられても無視することなどを指示していたが
娘が鍵をなくし家から締め出されてしまった際警察に保護され、警察に娘を放置し北海道に彼氏と旅行に行っていたことが露見。
娘が学校に持っていっていた陶器製のうさぎとさくたろうを破壊し心に大きなトラウマを植えつけた
なお、アニメのこともあってかさくたろうはもともと楼座の手作りではなく量産型だったという説が有力である
しかし、うみねこのなく頃ににおいて探偵の視点および赤字以外の情報は鵜呑みにしてはいけないと考えられる
いわゆる幻想描写はもちろんのことだが一見幻想関係ないと思える探偵以外の視点の描写も多量にゲロカスが混じっている可能性があるからうみねこは恐ろしい
EP4では縁寿が真里亞の日記を読んでいるシーンがあるが、楼座のネグレクトなども真里亞の日記を読んだ縁寿のゲロカス妄想と考えられる(ちなみに作中の描写を信じるなら縁寿には妄想癖があるようで、6、7歳のころにすでにベルンカステルに出会ったり、トイレで七杭を召喚したりしている。
もちろん、こちらはこちらで鵜呑みにしてはならないのだが)
夫や兄弟達との関係
夫は楼座が娘を産む前に“蒸発”しており、
現在の彼女はシングルマザーとなっている。
右代宮の人間誰もが苦手とする金蔵はともかく、金蔵の妻からの扱いのひどさは兄弟が同情するほどだったのでそれが楼座の出生を疑う根拠となってるとかなってないとか
絵羽とは一緒に遊んだり「うみねこのように飛び立って鬱屈なこの島から抜け出したい」と話していたらしい
これも中学生のころ引っ越してきたという楼座の話と矛盾しなくもない
(なお、絵羽とは18くらいは年が離れているため楼座が物心つくころには島を離れていてもおかしくない。これも楼座の出生ry
を奪われたり、壊されたりといった過去の理不尽な行動が、
現在でもトラウマとなって残っている。
エヴァ様いわく「ぬいぐるみを破いたことってある?ないわよねえ。だって戻せないんだもん!」
らしいが(セリフはうろ覚え)姉が躊躇し、結局やれなかったことをあっさりやってしまう楼座さんパネェ
(そもそもさくたろうを裂いたこと自体が縁寿のゲロカスである可能性もあるが)
兄弟から受けた陰湿な苛めの記憶は、娘に対する姿勢にも影響を及ぼしている。
さらに、従兄弟達と比べ極端に精神的成長の遅い真里亞を抱えていることが、
なおさら兄弟への劣等感に拍車を掛けているようだ。
ファンの間での「右代宮楼座」
大人組の描写がカットされがちなアニメ版において、
「幼い女児に暴力を振るうDV魔」として強烈な印象を残している。
原作版では右代宮親族の事情が詳しく描写されるため、
出題編において掘り下げが最も進んでいる彼女に対し、
プレイヤーの一部には同情的な肯定意見も見受けられる。
だが、楼座を語る上で外せないのはEP2本編クライマックスだろう。
迫り来る追手に黄金のインゴット(10㎏)と万年筆で対抗し、
最期に真里亞と互いを理解しあう場面がファンの心を掴んだ。
後に『楼座無双』と呼ばれることになるそのシーンは、
“魔法”が氾濫するEP2において唯一の救いだったのかもしれない。