“ガビを守りたいなら オレがガビを超えるしかない”
概要
『進撃の巨人』に登場するキャラクター。「マーレ編」は彼の描写から始まる。
大陸に残ったエルディア人の一族・グライス家の次男。かつて楽園送りにされたエルディア復権派の幹部を叔父に持ち、潔白を示すために兄・コルト共々「マーレの戦士」に志願した。
「任期」の期限が迫るライナー・ブラウンから「鎧の巨人」を継承する権利を得るため、ガビやウドらと共に戦士候補生として日々訓練を積んでいる。
コルトが見事「獣の巨人」の継承権を獲得した一方で、同じ戦士候補生内ではガビの成績が圧倒的だったため、自らが「鎧の巨人」を継承することは半ば諦めているように見られた。
だが想いを寄せるガビが本当に巨人を継承した場合、わずか13年しか生きられないことを案じており、それを見抜いたライナーから「ガビを守りたいならお前がガビを超えるしかない」と言葉をかけられ、彼女を守るために自らが巨人を継承する決意を固める。
今まで以上に訓練に励み、ガビとの差を縮めていく傍ら、とある負傷兵との交流を深めていくが……