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編集者:超合金ZZ
編集内容:チャレンジャー海淵の生物

イタリアの都市

第一次世界大戦の結果、オーストリア・ハンガリー帝国領からイタリア領になる。第二次世界大戦終結後は、イタリア領とユーゴスラビア領に分断されたため、国連管理下でトリエステ自由地域が設けられる。

バチスカーフ「トリエステ号」

1953年進水のバチスカーフ型深海潜水艇。設計はスイスの物理学者オーギュスト・ピカールで、トリエステ市で建造され、アメリカ海軍に所属。1959年にオーギュストの息子ジャック・ピカールアメリカ海軍ドン・ウォルシュ中尉を乗せて世界最深地点であるマリアナ海溝のチャレンジャー海淵の海底に達し、深度10,911mを記録した。

※2012年、映画監督ジェームズ・キャメロンの乗った「ディープシーチャレンジャー」が53年ぶりに同地点に到達した。

世界最深の魚?

トリエステ号がチャレンジャー海淵に着底しようとした時、ドン・ウォルシュ中尉はヒラメのような魚がその場を泳ぎ去った様子を観察窓から目撃したという。その後チャレンジャー海淵では半世紀もの間無人、有人探査が繰り返されたが魚類らしき生物が目撃されたという報告はない。そもそも理論上あらゆる脊椎動物は深度8500m以下では生息できない。骨格の主成分であるリン酸カルシウムが溶けてしまう上に脊椎動物固有のタンパク質が凝固してしまうからだ。だが半世紀経った今でも87歳のドン・ウォルシュ氏は目撃した「魚」の存在を信じて疑わない。(脊椎動物以外ではもともと水圧に強いナマコヨコエビがチャレンジャー海淵付近には多数生息している)

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