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バチスカーフ

ばちすかーふ

スイスの物理学者オーギュスト・ピカールが発明した深海探査艇。またはそれをモチーフとした『成恵の世界』の深次元護衛艦。
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曖昧さ回避


高高度気球「バチスカーフ」

正式には「バチスカーフFNRS-1号」。宇宙線オゾン層を研究するため、スイスの物理学者オーギュスト・ピカールがベルギー国立科学研究基金(FNRS)から援助を受けて製作した。
バルーンは木綿とゴムで作られて水素ガスが満たされ、球形のアルミニウム製ゴンドラを懸下し、2人乗り。
1931年5月27日の初飛行では高度15,780メートルを記録し、初めて成層圏に達した。
1932年8月18日の2度目の飛行では高度16,201メートルを記録し、高度記録を更新した。
1934年8月18日の3度目の飛行では高度15,500メートルを記録した。

深海探査艇「バチスカーフ」

1937年、オーギュスト・ピカールは気球と同じ原理で海中を上下する深海探査艇を構想する。
第二次世界大戦による中断があったが、1948年、FNRSから資金援助を受けて「バチスカーフFNRS-2号」が完成した。船体は浮力材のガソリンで満たされ、球形の耐圧ゴンドラを懸下し、2人乗り。観測窓は溶融石英製だった。
11月3日、ダカール沖で試験潜行が行われ、無人で1,394メートル潜行したが、海上の波で船体が破損した。

1950年、資金が枯渇してきたので「バチスカーフFNRS-2号」はフランス海軍に売却され、改造されて「バチスカーフFNRS-3号」になった。
1954年2月15日、「バチスカーフFNRS-3号」はダカール沖で深度4,050メートルに到達。

1953年からオーギュスト・ピカールは「バチスカーフ・トリエステ号」を製作し、1958年にアメリカ海軍に買い取られた。観測窓はアクリル製に変わった。
アメリカ海軍研究局(ONR)がマリアナ海溝大深度調査を支援することとなり、「バチスカーフ・トリエステ号」は1958年にONRに購入された。
1960年1月23日、「バチスカーフ・トリエステ号」はマリアナ海溝南部のチャレンジャー海淵の海底に到達。深度10,911メートルを記録した。

その後、「バチスカーフ」は気球と同じ原理を使った深海探査艇全般を示す名称になっている。

『成恵の世界』のバチスカーフ

深次元護衛艦。船体は通常、七瀬成恵のアパートの隣で一軒家に偽装(変形)している。
人間型の体を使って七瀬香奈花の世話役を務める。常に穏やかで慎ましく、働き者で気が利く。ナイスバディでスポーツ万能な美人。ただし、香奈花への躾は厳しい。
作中で元ネタが深海探査艇バチスカーフである事が示唆されている。
CV 小菅真美

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