植物
名前は元々昔の中国で「南天燭」「南天竹」等と呼ばれていたものを簡略化したもの。
別名は成天などの別表記。「難を転ずる」として縁起のいいものとして扱われる。
常緑低木で、冬に実る赤い実が鑑賞される。鳥が食べたり、成分に咳止めの効果があるとされているが、微量とはいえ毒があるので食用には向かない。
仲夏の季語で「南天の花」というものがあるが、これは冬に鮮やかな実をつけることに対し、夏に咲く花は白く、あまり目立たないものとして使われることがある。
花言葉は『幸せ』『私の愛は増すばかり』『機知に富む』『福をなす」『よい家庭』『深すぎる愛』『募る愛』など、白い花から赤い実になることからつけられたものが多い。