三冠王飛来、此処に見参
cv:稲葉実
概要
破壊された逆転王の後継機。何気に『戦闘メカザブングル』のウォーカー・ギャリアと同期であり、所謂「乗り換え」の元祖とも言える。
(尤もタイムボカンシリーズは昔から乗り換えをしていたが(ただし人型ロボの乗り換えは初))
トッキュウマンモスからリリーフカーが分離、残った部分が体操のブリッジ状態から変形、豪速九が変身した新イッパツマンの操縦する弾丸ブースターが頭部として合体して誕生する。この際トッキュウマンモスの背側部に備えられていた二基の銃座部にはハル坊とランが乗り込み、胸部へ合体する。
基本的にイッパツマンが操縦するが、自らの意思を持っており自律行動も可能。
主な武装は三冠トマホーク、三冠シールド、三冠アームガン。銃は使用頻度が高く、ラスボスであるコン・コルドーの母船もこれで撃墜した。
無敵の強さと勝ち方
三冠王、確かに無敵の強さを誇るのだが、一方で浮上して逃げる水泳メカの尻を三冠アームガンで撃ち抜いて倒す(ビームは頭まで突き抜けた)、突進する剣道メカの足元にリリーフカーをぶつけて転ばせるなどせこい勝ち、えげつない勝ち方もあるのが特徴である。
まあ、スポーツメカは能力を発揮されれば苦戦は必至の強敵が多いだけに、わずかな隙も見逃さずに狙い、あるいは隙を作るのは戦術として全く正しいことではあるのだが、たまにクリーン悪トリオを応援したくなるような戦法があるのもまた確かである。
テーマソング
テーマソング「嗚呼!三冠王」は名曲との評価が高いが、レコード化の機会に恵まれず今日に至っている。
と言うか実は元々「嗚呼!逆転王」として作られた曲を名前だけ変更したものなので、カラオケ等では「嗚呼!逆転王」として登録されている(当然、歌詞の方も「三冠王⇒逆転王」となっている)。