概要
「とある地球」で活動するウサギのウェディングプランナー集団で、ピーチ姫との結婚式を挙げることを企てるクッパに雇われ、彼のために結婚式の準備や計画を進める。
しかしあちこちの国からクッパが望んだ結婚式を彩る装飾や料理、資源を勝手に奪ってゆくなど、そのやり方はかなり悪党寄り。
その過程で式を阻止しようとするマリオを妨害することになり、各ステージで中ボスや大ボスとして立ちふさがる。
拠点は月の裏側にある「ラビットクレーター」で、クリア後にはそこにある巨大なニンジン型石塔の内部にてマダム以外の総出で待ち構えている。
ちなみにランゴ曰くクッパの結婚式を成功させられなかったとして評判が落ち、以降は仕事がなくなってしまったという。
(アニメなどを除くと)基本的に外国人の声優を起用していたマリオシリーズでは初めてゲーム作品において日本人の声優が起用されている。
メンバー
- トッパー(CV:檜山修之)
緑色のスーツを着た一番小柄で丸っこい体形のウサギで、ブルーダルズの渉外担当。
一人称は「オレ」で、行く先々の現場でのまとめ役も兼ねる4人組の暫定的なリーダー役。
異名は「本気の積み上げ帽」。緑色のトゲ付きシルクハットを幾重にも積み上げ、時々その高さ分のリーチを持つ振り回し攻撃を行ってくる。その全てを剥がさないとダメージを与える事が出来ないが、一つ外すごとにフィールド中を跳ね回るようになる為、トッパーと帽子の両方に対処できないと厄介な事になる。
- ハリエット(CV:小平有希)
紫色のドレスを着た4人組紅一点のウサギで、勝ち気かつ享楽的な性格をしている。
異名は「魂のバクダン帽」。おさげで鉄球型のバクダンをつかんで振り回すブルーダルズの小悪魔的存在。ダメージを与えた後の不気味な高笑いが印象に残る。
普段は紫のトーク帽をかぶっているが、バトル時はUFOのような鋼鉄のキャペリンに換装し帽子投げや踏みつけをガードしてくる為、バクダンをはじき返して破壊する必要がある。
ちなみに、彼女の容姿はケモナーたちの心を鷲掴みにするほど可愛い。現状、ブルーダルズのイラストはほとんどがハリエット単独のものである。
- スプワート(CV:最上嗣生)
青色の貴族服を着た屈強な体格のウサギで、その外見通り乱暴な性格をしている。
異名は「怒りの毒吹き帽」。口から大量の毒液を吐き出して相手の行動を制限しまくるブルーダルズの芸達者。
かぶっている青色のボーラーハットは簡単に剥がせるが、ダメージを受けるとその中に籠って毒液をフィールド中に散布するので注意。またスプワート自身は帽子投げに全く動じない為、別の方法で隙を突く必要がある。
- ランゴ(CV:四宮豪)
オレンジのサスペンダーを着たノッポ体形のウサギで、集中力を切らしがちだが仕事はキッチリこなすブルーダルズのポイントゲッター。一見老人のようにも見えるが、一人称は「ボク」の気障な口調で話す等、他のメンバーと歳は変わらない模様。
異名は「変則のジャンプ帽」。独楽とカッターを合わせたような麦わら帽子を、フリスビーのように投げつけて攻撃する。その長身ゆえに普通にジャンプしても踏みつけることが出来ない為、別の方法で上を取る必要がある。
- マダム・ブルード
ブルーダルズ達の社長にして、彼らの国「ラビットクレーター」とその住人である「ウサギ族」の首長を努める女性。凄まじい巨体に、ふくよかな体系とどぎつい化粧が印象的。
ウサギらしく野菜が大好きで、故郷にあるニンジンの石塔は彼女が削り出したものらしい。
黄金に輝く特注の「ブルードワンワン」をけしかけて攻撃してくる他、それにマリオが取り憑くと払い飛ばそうとしたり、ダメージを与えると怒りと共に投げ飛ばしてくる。
マダム自身の攻撃力は乏しいが、ワンワンの(普通の)攻撃を受けてもビクともしないボディを持つ為、キャッピーの能力が無ければ相当な苦戦を強いられた事だろう。
- メカブルード
ブルーダルズ4人組が操縦するからくり仕掛けの決戦兵器。櫓に脚が生えた様なデザインで、マダム・ブルードの顔を模した花火砲台が装備されている。
木組みのボディながらもマリオの直接攻撃を受け付けない丈夫さを持つ。しかし脚部の装甲を破壊されると、姿勢のバランスを保てなくなり機能不全に陥る欠陥がある為、その隙に制御機関である4つのコクピットを破壊すると良い。
倒すと致命的な破損音を上げ、火薬の暴発で空高く吹っ飛び花火のように大爆散。すでに機内からふっ飛ばされたはずのブルーダルズも夜空の花火と化す。