テイルレッド
ているれっど
概要
『俺、ツインテールになります。』の主人公・観束総二の変身した姿。
変身時に性転換を経て幼女化されるため、アニメ版では「中の人」の声も別人になるが、総二と同一人物であるため字幕放送での扱いは黄色いままで変化がない(発言者が「テイルレッド」で処理される程度)。
変身と同時に幼女化するのは装備開発者であるトゥアールの趣味が反映された結果であると思われていたが、原作15巻にて、テイルレッドの姿は総二が理想とする「ツインテールを体現する姿」であったことが判明する。
身体測定的な補足
総二はテイルレッドに変身する事により「幼女化」しており、身長から推測される該当年齢は8歳相当、この年齢だとある程度大人を想定したBMI指数は不適当なため、以下にローレル指数を表記する(BMI指数だと軽すぎとなる、正常値と出ると実際には重すぎ)。
・身長129cm
・体重26kg
・ローレル指数121(参考:BMI値15.6)
※体重は正常・標準の範囲
戦士として
剣を用いた接近戦をメインの戦闘スタイルとする他、炎を操る能力も有している。
相手によっては策を使うこともあるが基本的にどこまでも正々堂々とした戦い方をし、全身全霊をもって相手に向かっていくその生き様は敵であるアルティメギルの怪人たちからも敬意をもって広く認められるほど。
強化形態
ライザーチェイン、フォーラーチェイン
男に戻れない(変身は解除できるが成長したテイルレッドである「ソーラ」になる)というハプニングを乗り越えたことで発現させた形態。
『ライザーチェイン』はパワー特化の強攻形態、『フォーラーチェイン』はスピード特化の超速形態である。
どちらの形態にも22秒という時間制限こそあるものの、少量の属性力を特化させて運用する事に長けている。
原作第9巻では『ライザーチェイン』と『フォーラーチェイン』の力を自分の属性力を犠牲にしながら同時運用する『フォーライザーチェイン』が登場した。
アルティメットチェイン
原作第10巻で登場、伝説で語られる「究極のツインテール」を超越した真の究極の姿。
背中にはライザーチェインのものより数、威力が増した「ブレイザーセイバー」が光背のように装着されている他、自らのツインテール属性を支援機「テイルレガリア」として召喚可能。
テイルレガリアをブレイザーブレイドに装着して完成する「究極双房剣テイルカリバー」を武器に戦う。
番外形態
ウィークチェイン
ツインテール属性を失った際、わずかに取り戻したツインテール属性を用いて変身した緊急用の形態。
使用可能な属性力の絶対量が不足しているため、全ての能力が大幅に劣化している。
テイルレッドブルー
敵エレメリアンの特殊能力によって、テイルブルーの性格を植え付けられたことで生じた形態。
外見は赤部分が青に変わったテイルレッド。
ブルーの凶暴性、巨乳を憎む心でレッド本来の性格が抑え付けられているため、十分な戦闘能力を発揮できない。
エレメリアチェイン
再生ドラグギルディの属性力の影響でティラノギルディの属性玉が変化した進化装備「エレメリアルバインダー」を使用したことで誕生した、幻の強化形態。
再生エレメリアン全員の特殊能力を使用することが可能だが、彼ら全員と同時に意識を接続する必要があるため、精神に凄まじい負荷がかかる。
必殺技は、ドラグギルディの大剣を模した形状に変化したブレイザーブレイド「ブレイザーブレイドブレイカー」で相手を両断する「ドラゴニックブレイザー」
作中での人気
「世界を守るヒーロー(ヒロイン)」として世界規模で認知されているツインテイルズではあるが、仲間たちの中で作中メディアに好意的に取り扱われているのは現状ほぼレッドと6巻で仲間になったメガ・ネプチューン=Mk.Ⅱ(メディアでは「テイルシルバー」と呼ばれている)だけである。
つまり、6巻まで作中における人気はレッド唯一にと言っても過言ではなかった(ダークグラスパー改めテイルブラックも仲間になったが2人ほど前例がいたため好意的に扱われなかった)。
まぁ「青い蛮族」「黄色い露出狂」「黒いストーカー気質の眼鏡っ娘」とその仲間たちのキャラが(総二の性欲に相当する分を転嫁したとしても)強烈過ぎるということもあるが…