概要
『宇宙戦艦ヤマト2202』に登場する、ガトランティス軍の超大型空母。オリジナル版の超大型空母『バルゼー艦』をリメイクした艦艇である。ディテールアップが事細かに施されただけでなく、スケールアップしていった他艦艇と同じく、本艦お大幅に巨大化しており、全長1240mの艦艇へと変貌している(設定段階では1400mだった模様)。
正式名称は『ガイゼンガン兵器群・アポカリクス級航宙母艦〈バルゼー〉』。上下対象なデザインが特徴で、巨大甲板もといカタパルトを、艦橋部を主軸として回転させる機能を有する(オリジナル版超大型空母と同機能である)。
また巨大化した分、搭載可能な機数も調整され、自滅型攻撃艦イーターⅠなら80機、攻殻攻撃機デスバテーターなら600機にもなる。無論、兵装も多く、回転大砲塔8基、回転砲12基を備える他、多数の対空火器やドラム式ビーム発射機2基、極めつけは双胴型艦首先端の大口径ビーム砲2門。
本艦は地球侵攻に合わせて新造された艦艇である。第七機動艦隊旗艦として、なおかつ司令長官バルゼーの座乗艦として就役。土星宙域にて地球艦隊と激突する。
スペック
全長:1240m
武装:
--大型ビーム砲×2門(艦首に2門)
--回転大砲塔×8基
--大型回転砲塔×12基
--ドラム式ビーム発射機×2基
--対空火器×多数
搭載機:
--イーターⅠ×80機
--デスバテーター×600機
機関:波動機関
詳細――
カラクルム級らが備える回転大砲塔等を備える他、艦首先端に固定式の大型ビーム砲を備えているなど、単艦としての戦闘力は高いと思われる。本艦独特の艦体が回転する機構を有している。
経歴
第5章(ネタバレ)
土星宙域に進出した第七機動艦隊旗艦として登場。土星宙域で警備活動中だったエンケラドゥス守備隊と遭遇する。物量で守備隊を挟撃し、なおかつ甲板に備え付けられていたイーターⅠを発進させ、守備隊を殲滅間近まで追い込んだが、アンドロメダら増援艦隊が到着し、一時阻まれる。
正面切ってのぶつかり合いになるが、予想を遥かに上回る地球艦隊の物量と波動砲攻撃によって大損害を被り、拉致の開かない中でズォーダーの彗星による直接攻撃を行うのと入れ替わりに下げられてしまった。