プロフィール
異世界オメガに存在する軍事国家、ヴェルン皇国の皇帝。
フルネームは「シュレッガー=ヴェルン」。
年齢 | 性別 | 種族 | 身分 |
---|---|---|---|
59歳 | 男 | オメガ人 | ヴェルン皇帝 |
声:銀河万丈
概要
EP5第2章パート1「滅びゆく国」から登場。身内には弟のエルミルがいる。
ヴェルンでは「最も強き者が皇帝を継ぐ」という決まりがあり、シュレッガーは実力でその地位までのし上がった。
老齢であるが今でも強者として君臨する武闘派。「自分より強い者」との戦いを求める余り、あえてヴェルンを戦乱状態にさせ、自分を倒しに来る好敵手を待っている。現在は守護輝士と名高いプレイヤーとの猛き闘争を望んでいるようだ。
ヴェルンには強化魔術「魔人化」なるものが存在しており、皇帝自身も魔人化によって強大な力を得ている。
ユーザーからは「皇帝」の通称で呼ばれることが多い。
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ネタバレ
以下、シュレッガーについてのネタバレが含まれています
EP5第2章パート3「決死の反逆」
実は弟のエルミルと共に国民たちに「魔人化」の人体実験を施し、4069人ものの死者を出していた。魔人化は身体能力を強化するが、魔術の適性がない者は短命となってしまう。ゲッテムハルトとメルフォンシーナ・リースフェルトも犠牲となっており、施設から逃げ延びるも余命幾ばくもない状態となっていた。
皇帝が内戦で民を苦しめていることを知ったプレイヤーは、単身ヴェルンに乗り込もうとする。そこへゲッテムハルトとメルフォンシーナが同行を申し出、3人は皇帝シュレッガーと対決することとなる。
エフィメラを用いた魔人化によって皇帝はオメガ・ヒューナルへと姿を変える。激戦の最中、プレイヤーが持つダーカー因子吸収能力によってエフィメラを奪い取られ、皇帝はパワーダウン。元の姿へ戻ってしまう。その瞬間、勝機を得たゲッテムハルトとメルフォンシーナのコンビネーションによって倒された。
しかし……
肉体が滅びる瞬間、皇帝はエフィメラの技術の応用により魂を切り離し、ゲッテムハルトに乗り移ろうとする。彼を庇って身代わりとなったメルフォンシーナの肉体を奪い、隙を突いてゲッテムハルトに重傷を与える。
口ぶりからして本当の狙いはプレイヤーの肉体を奪うことにあったようだ。そのままプレイヤーとの対決となるが、彼/彼女に「メルフォンシーナ」を斬ることはできず、手を止めてしまう。その間隙を突く形で皇帝はプレイヤーを追い詰める。
トドメを刺そうとした時、今度はゲッテムハルトがプレイヤーの身代わりとなる。そしてゲッテムハルトは、最期の力を用いてプレイヤーに自身のフォトンと【巨躯】の力を託した。
こうしてプレイヤーは、ダークブラスト・エルダーフォームを覚醒。皇帝もまた再びオメガ・ヒューナルとなり、プレイヤーと一騎討ちを演じる。
しかし、孤独な皇帝と仲間たちの想いを背負ったプレイヤーでは勝負など見えていた。皇帝はプレイヤーたちの力の前に圧倒され、「自分より強い者たち」の前に敗北。
守護輝士たちの強さを称えると共に敗北を認め、皇帝シュレッガー=ヴェルンは今度こそ討たれたのだった。
その後
皇帝は死んだが、エルミルによれば「いずれ残滓が形となって復活する」とのこと。
緊急クエスト「不断の闘志」やフリーフィールド「幻惑の森」などでオメガ・ヒューナルが姿を見せることとなる。公式サイトによれば「真の力を解放した状態」らしく、上述のストーリーで戦った時よりも手強くなっている(攻撃モーションが追加されている)。
皇帝よりもメルフォンシーナの肉体の方が強靭だったらしく、老いた肉体より今の方が強いと述べていたので、その影響で「真の力を解放した状態」になったと思われる。残滓の方が強いというのも変な話だが……。
余談
メルフォンシーナの肉体を奪った後、負傷したゲッテムハルトに向けて「(メルフォンシーナのカラダで)最後に楽しませてやってもいい」と言い放ったのは有名なシーン。皇帝がゲイだったのか、女体化願望があったのか、それともメルフォンシーナの影響を受けたのかは不明。