シュレッダーの本名である沢木御六(サワキ・オロク、1987年版のみ)を、オカマ口調キャラであるクランゲがこう呼ぶことから定着した呼び名。真島の兄さんの「桐生ちゃん」に近いものがある。
1987年版ミュータントタートルズを地上波で放送した際に定着した渾名であり、概要にも記したが基本的には梁田清之が演じたテレビ東京版の彼の事を指す。
(同じ1987年版タートルズでも吹き替えキャストが違うビデオ版及びBS版では普通にシュレッダーと呼ばれている)
梁田氏の深く渋みのある声でくりだされる「いつかたこ焼きにして渋谷で売ってやる」「オーノーなんてこったい!」「決めるときは決めるYEAH!」「マンモスラッキー☆」など、名(迷)台詞の数々はそのギャップの凄さに多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。
更に一応上司であるクランゲに対してタメ口な上に、「ゆでだこ」「タコツボ」「たこ焼き」「酢ダコ」など、基本的にタコ呼ばわりする。タートルズからは鉄板頭とも呼ばれる。気の強い母がおり、彼女には頭が上がらない。
スプリンターが彼を「忍者として最高の能力を持っている」と評する通り、初期はタートルズを圧倒する強さを発揮していたが、話が進むにつれてドジな役回りが増えていき子分のバカサイとイノブタに振り回される憎めない悪人という面が強くなっていき自然と視聴者もこの渾名で呼ぶようになっていった。
シュレッダーをこの名を呼ぶ人は確実にテレビ東京版タートルを見て育った世代だと言って間違いない。
ただし、ほかの媒体でのシュレッダーは正真正銘憎むべき悪役であり、そもそもサワキ・オロクという名前ですらなかったりするのでむやみやたらに使うものではない点は注意しておこう。