无二打
にのうちいらず
『Fate/EXTRAシリーズ』に登場するサーヴァントの宝具。
七孔噴血……撒き死ねい!!
概要
- ランク:なし
- 種別:対人宝具
- レンジ:1
- 最大補足:一人
「Fate/EXTRAシリーズ」におけるアサシンの宝具。
その英霊が修得した武術が唯一無二の至宝となった時、“技” そのものが宝具として昇華する事があるが、この宝具もその1つ。
李書文の剛打は、牽制やフェイントの為に放ったはすの一撃ですら敵の命を奪うに足るものであった。
「李書文に二の打ち要らず(神槍无二打)」。无二打は、そんな彼の称号が力夕チになったものである。
自身の気で周囲の空間を満たし形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手をショック死させる。
ゲーム的には「相手の現在HPの9割のダメージを与える」効果だが、これは決戦前に主人公たちから受けた罠の影響で弱体化しているためであり、万全の状態であればもちろん一撃必殺である。
猛虎硬爬山(もうここうはざん)
- 対門宝具
李書文が最も得意だったとされる絶招。
バーサーカー化して復活した際に使用する。
ゲームの仕様上、宝具は一つしか表示されないため、こちらはスキル(技)として扱われている。
利き腕より把子拳、寸勁、頂肘を瞬時に繰り出す高速三連撃。
魂の領域にまで染み込んだ肉体の動きは、李書文が狂化状態にあっても心技体の完全な合一の元放たれる。
種別にある「門」とは、中国武術において「防御」を意味する言葉。
八極拳は本来、相手の門を叩き割ることで一撃必倒を為す武術である。
「把子拳」は、指を握り込まない八極拳特有の拳で、貫通力に優れた“穿つ拳”。「寸勁」は全身の筋の連動を一点集中させ、密着状態で放たれる発勁。頂寸は肘打ちのことだが、八極拳では発勁を伴うことで威力を上げ、粉骨・内臓破壊を可能にする大技としての側面を持つ。
これらを急所に一寸の狂いもなく放つとき、誇張でも虚飾でもなく、まず間違いなく相手は死ぬ。