アロワナ
あろわな
熱帯魚の一種。
南米や東南アジアに生息する。
概要
硬骨魚綱オステオグロッスム目に属する肉食性の淡水魚。
南米(シルバーアロワナ&ブラックアロワナ)・
東南アジア(アジアアロワナ/緑・紅・金等と体色のバリエーションが多いが同一種)・
オーストラリア(ノーザンバラムンディ&スポッテッドバラムンディ)に分布。
全長約1メートル。体は側扁し、鱗が非常に大きいのが特徴。獲物を一気に丸呑みする為に発達した巨大な口を持ち、下顎の先端に二本の髭が伸びる。主に小魚を捕食するが、時に陸上の昆虫を襲う事もあり、水面に伸びた枝に止まった昆虫を捕らえる為に高くジャンプする習性がある。
主に観賞用として飼育されるが、オーストラリア産のバラムンディは食用としても有名。
アジアアロワナの特に赤味の強い個体は、華僑が、龍魚・龍の化身として、金運等の運気を上げる風水的なゲン担ぎで珍重し飼育する文化がある。
卵を口の中でふ化させて 幼魚を口の中でしばらく育てる「マウスブリーディング」という習性がある。