概要
HUGっと!プリキュア第15話にて出会った愛崎えみるとルールー・アムールの迷コンビである。
人一倍心配性でみんなを守りたい気持ちに溢れているが空回り気味なえみる、超高度な分析力と運動神経を持つが心の機微に大変疎いルールー。こんな凸凹コンビだが14、15話でプリキュアでもないのに危険に身を思わず晒してしまったという共通点がある。
また2人とも音楽が好き(ルールーは15話で音楽に初めて触れ、その際えみるの歌を聴いて感動した)。
当初はえみるが(情緒面に乏しいからとはいえ)真っ直ぐすぎるほど自分にぶつかってくれたルールーを一方的に慕っている状態だが、ルールーもえみるが危険な目に遭うと声を思わずかけるなど案外まんざらでもなさそうというなんとも微妙な距離感だった。
後にえみるがプリキュアの秘密を知ったこと(ルールーがアンドロイドであることも知った)、ルールーがクライアス社を抜けたこともあり(やはり半ばえみるの一方通行になりながら)共にプリキュアを目指す同志となる。
そして互いを思い合う愛から二人同時にプリキュアに覚醒。プリキュアとしても二人コンビで戦うようになる。
コミュニケーションにやや難がある者同士ではあるが、今後も励まし合いながら成長していくことだろう。
どちらも基本的に丁寧口調で真面目な会話はとことん真面目だが、コメディパートにおいてはえみるの暴走する心配事にルールーが真顔で突っ込んだり、ルールーの世間とズレた言動にえみるが常識を説く側に回ったりと、一方的なボケツッコミの関係にならず時にはツッコミ不在の恐怖すら発生している。
えみるが小学生でルールーが長身なので身長差が頭ひとつ分ほどもあり、外見的にかなりおねロリ感が強い組み合わせだが、(表向き)中学2年生と小学6年生のため公的な年齢差は2歳程度と案外離れていない。
もっともルールーは肉体的な成長があるのか怪しい上に実年齢(稼働年数?)が不明で、さらに時間を超えているため、そのあたりを掘り下げるとややこしいことになるが。
二人は赤キュアと紫キュアの凸凹コンビではあるが、これも立派なふたりはプリキュアとも充分言えるだろう。
ちなみに、2人とも演者が「田村」姓であることが共通しており、二人ともプリキュアに覚醒したことでシリーズで初めてプリキュアの中の人の姓が同じ字が出てきたことになる。