概要
「スペースガン」はタイトーが1990年に販売した、映画『エイリアン』の世界観を模したSFガンシューティングゲーム。
据え付け型ガンコントローラーのアップライト筐体もので、タイトーのこれまでのガンシューティングと異なるのは、フットペダルが付属しており、それを踏み続けることで後退が可能である点。
銃はトリガーの押しっぱなしで連射できるが、ずっと押し続けると連射速度が下がる。
更に人型の敵は総じて硬く、攻撃にひるまず物理攻撃をしてくる。そのためフットペダルで後退し距離を取る必要があるが、後退できる距離には限りがある。しかし人型の敵は腕の破壊が可能で、そうすることで一瞬ひるませることができる。
また4種類の特殊攻撃があり、有効範囲は低いが攻撃力の高い「火炎弾」、有効範囲が広く敵をひるませられる「爆弾」、後方の敵にも有効な「衝撃弾」、敵を凍らせる「凍結弾」がある。
一見すると爆弾が一番効果的に思われるが、施設を極力破壊しないようにしながらボス敵を倒す局面があり、その場面では痛し痒しである。
単独での家庭用への移植はないが、2007年発売のプレイステーション2用『タイトーメモリーズⅡ 上巻』に収録されている。