概要
沿革など
(主にブンセンHPからの引用)
1934年(昭和9年)、本社現在地にて地場産業の醤油醸造を開始。当時の名称は「株式会社 鳳(おおとり)商店」。
当時から同店で売られていた「ブンセン醤油」のブンセンとは、寛永通宝の裏面に「文」の文字が入った種類のもののこと。漢字で書くと「文銭」。大変ゲンがよいと当時の人たちに珍重されていたことに由来して醤油の登録商標とされ、後に社名となる。
そして醤油醸造の技術を生かし、昆布つくだ煮、海苔つくだ煮、塩吹昆布、もろみ、煮豆、昆布巻など、様々な商品を展開する。
昭和26年には海苔の佃煮(アラ!の前身)製造開始。昭和36年には、ブンセン昆布(旭)が農林大臣賞を受賞、同年「塩っぺ」も発売。昭和40年代には「塩っぺ」ブームがおこり、細切塩吹昆布といえば「塩っぺ」、「塩っぺ」といえばブンセンと言われるようにまでなる。
1970年(昭和45年)、社名を現在の「ブンセン株式会社」に改称して現在に至る。
独特すぎる商品のネーミング
まずはこのブンセンのCMをご覧いただきたい。
「ヤーダ」「ポチャ」「ピリー」「プョ」「またネ」「パ」「まっせ」……
全部、昆布つくだ煮の商品名である。「パ」に至っては一文字と、何とも奇抜すぎる名前。
(それが祟ってか、現在の商品ラインナップを見ると、「パ」は既に「さんしょう昆布」と普通の名前に改称され、通称としてしか残っていない模様。残念である)