大和守安定極
やまとのかみやすさだきわめ
概要
『刀剣乱舞』のキャラクターである大和守安定が極にランクアップした姿。Lv70以降、修行に出る事で極の姿になる事が出来る。
2017年10月10日のメンテナンスで、長曽祢虎徹、和泉守兼定と共に実装された。ゲーム内で初めて実装された打刀極の一人である。
レアリティが一段階上がり、ステータスが大幅に上昇。 2018年1月現在、実装されている打刀の極の中では、隠蔽が91で加州清光と並んで1位、必殺が87で3位。打撃・統率がワースト。
極となった打刀男士の特徴として、「遠戦の際に、両隣のどちらか片方の刀剣男士を【かばう】能力が追加された。
帰還後の変化
容姿
かつての袴姿とはうってかわり、白い着流しの上に新選組の羽織を肩から掛け、鉢巻をしている。またトレードマークでもあったポニーテールを解き髪を下ろした。胴の防具はなくなり、新たに手足に防具をつけている。白い襟巻は変わらず。
基本的に装飾が派手になりがちな極だが、彼は逆にシンプルになった。病床の沖田総司を思わせるような姿になっている。
余談だが、今でこそ喪服は黒だが彼が存在していた時代は喪服は白であったことからそこも関連しているのかもしれない。
真剣必殺は書き下ろしとなっている。
性格
本丸では、台詞こそ変わったものの以前と変わらず穏やか、また落ち着いたが伺える。内番では本人曰く、最近は畑いじりが趣味になっているらしい。本丸台詞や3周年台詞から「あいつ」に少し対抗心を持っていることがわかる。また後述のことから、前の主について言及する機会が大幅に減った。
また、審神者のことを「主」「あなた」と呼ぶようになった。本丸台詞では審神者の膝の上に乗せられたりしている。(安定本人か刀本体かは不明)
2018年1月に期間限定で実装された正月ボイスでは、おせちやお雑煮について興味津々の様子で質問してくる。
戦闘では、以前と比べてかなり血の気が多くなった。元々「首落ちて死ね」など極の前からやや危険な一面は見え隠れしていたが、鼓舞するような大声や上ずった笑い声、敵への殺意を持った台詞が増え、口調も荒々しくなり全体的に男らしさが増している。戦闘イラストは狂気めいた笑顔で戦っているイラストになっており、殺し合いを楽しんでいるようにも伺える。相変わらずの不安定っぷりである。
しかし、戦闘後に誉を取ると「自己嫌悪中です…」と自責の念にかられる様子もみられる。内番の手合わせ終了時に「戦闘になると性格が変わるのをなおさないとな…」という台詞もあり、本人も戦闘時の性格を自覚して悩んでいるようだ。
…一応以前は殺してやると言っていた手合わせも半死程度に留めようと努力(?)はしているようだ。
ちなみに半死とは息も絶え絶えの状態である
戦闘や手入れの際、「主を勝たせたい」といったような台詞が目立つようになった。また、所々彼と似た台詞を言うようにもなっている。
公式ツイッターからのイラスト公開時、通常は帰還時の台詞とともに載せられるはずだったが、彼の場合実装していない謎の台詞になっていた。運営はすぐに削除、新しくツイートし直していた。没台詞だったのだろうか、真相は不明である
手紙
修行先は沖田総司の元。強くなり、一歩踏み出すには彼のところだと言う安定。
そして沖田総司が倒れた後、彼は心のうちを明かす。彼は自分を使ってくれる主に残されたことに未練を感じていたのだった。安定は沖田総司と共に消えるか、加州清光と同じ様に死ぬより前に折れてしまいたかったと言う。
そして、沖田総司は彼に「僕をやるべきことをやらない理由にするな、迷惑だ」と諭されてしまう。その一言からか、安定は「沖田総司のことは忘れる」と決心する。
沖田総司のことを思い続けていれば自分は前には進めない。そう思った安定は、審神者の為の刀となることを決意した。
しかし、姿を見れば分かるとおり、まだ完全に決別したわけではなさそうだ。沖田総司を忘れるといった安定の言葉は本心か、それとも……。
続刀剣乱舞花丸
1期最終回で修行に旅立つ姿が描かれていた。こちらはゲームとは違い、様々な時代を旅しつつ1年超という長い時間をかけたものだった。
2期最終回である12話にて、この姿で登場。花丸の彼はゲームよりもだいぶ幼い性格をしていたためか、上記ほどの荒々しさは見られなかった
余談
刀剣乱舞は現在様々なメディアミックスが展開しているが、その中でも「修行に旅立つ」という描写が一番多く描かれている(ゲーム、花丸、ミュージカル)※ミュージカルのみ帰還の描写なし)