シアン・パイル
しあんぱいる
シアン・パイルとは、川原礫によるライトノベル『アクセル・ワールド』に登場するデュエルアバターの一種。
概要
オンライン対戦ゲーム『ブレイン・バースト』にて、黛拓武の肉体となるデュエルアバター。
青と緑の中間色であるシアンのためか攻撃力、防御力が高く、強化外装『パイル・ドライバー(杭打ち機)』による中遠距離の必殺技を多数持つオールラウンダー。
右手に持った『パイル・ドライバー』は、かつて通っていた剣道の道場で上級生から受けた突き技によるいじめの記憶が具現化したもの。
元のポテンシャルも含め、レベルアップボーナスの全てをこの強化外装の必殺技につぎ込んでいるため、パイル・ドライバーを失うと戦闘力がガタ落ちしてしまう。
プロフィール
シアン・パイル(Cyan Pile)直訳・蒼の矢尻/蒼の積み重ね | |
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カラーサークル | 青緑色/暗い青(蒼色) |
二つ名 | 「釘打ち機」 |
所属 | 黒のレギオン『ネガ・ネビュラス』 |
強化外装 | 「パイル・ドライバー」「ISSキット(一時的に)」 |
アビリティ | 「穿孔(パーフォレーション)」 |
必殺技 | 「スプラッシュ・スティンガー」(レベル2)「スパイラル・グラビティ・ドライバー」(レベル3)「ライトニング・シアン・スパイク」(レベル4) |
心意技 | 「蒼刃剣(シアン・ブレード)」「ライトニング・ダーク・スパイク」 |
アバターデザイン
四巻ではダスク・テイカーとの対戦の為、スカーレット・レインに心意システムのレクチャーを受け、攻撃威力拡張系の心意技「蒼刃剣(シアン・ブレード)」を手に入れた。
また、とある事情でISSキットを装着してしまった際は、負の心意によって強化された必殺技『ライトニング・ダーク・スパイク』を使用した。
余談
シアン・ブレードの漢字表記を見て「何で『青緑色(シアン)』なのに『蒼』なの?」と疑問に思った人はご安心を。
シアンとは古代ギリシア語で「暗い青」を意味するcyanosから派生しているので、あながち間違いではないのだ。