概要
1993年6月29日発売。
徳田ザウルス原作漫画「風のレーサー侠」の主人公・侠仁義の使用するミニ四駆。正式名称は自由皇帝(リバティーエンペラー)。
それまで主流だったレーサーミニ四駆から世代交代したスーパーミニ四駆の第一号機であり、第二次ミニ四駆ブームを牽引したスーパー1シャーシを初めて採用した記念すべき第一号機でもある(ただしブームの要になったのはこの漫画ではないが…)。
これ以前に連載された「ダッシュ!!四駆郎」にも最終話で日ノ丸四駆郎が使うマシンに同じ読みのマシンが存在するが、こちらは自由の皇帝(リバティエンペラー)であり別のマシンである。
ただし、このマシンにはリバティーエンペラーにもある8本の動力パイプのような意匠も見られる事からこの二台が全くの無関係とは言い切れないところもある。
限定版としてブラックスペシャルが存在する。
当時はミニ四駆第一次衰退~第二次ブームの間に発売されたことから人気は得られず絶版となっている。
2014年にシャーシをアップブレード版のスーパー2に変更し、ステッカーを一新したプレミアム版が発売されたがこちらも数量限定品のため現在は入手困難になっている。
その3年後にはブラックスペシャルもプレミアム化。ただしオレンジ主体だったシールからシャーシ含めてショッキングピンクに変更された点で賛否両論を呼んだ。当然こちらの方も全国でほぼ完売状態にありプレミアが付いている。
その他ゲーセンのプライズやメモリアルボックスなど様々な形態で販売されたマシンであるが、それでもいずれの手段でも入手困難状態であるため、本体を手に入れようとなるだけで相当手を焼かされる羽目になる。