概要
『グランディアエクストリーム』に登場するキャラクター。
CV：保志総一朗
人物
エルフのような耳を持つアルカダ人の少年。
パーティの中では最も小柄で最年少で16歳。無口で人見知りする性格。
今作の舞台であるノーチスとは敵対国に位置するアルカダの出身であるが、内気な自分を変えるために精霊暴走停止作戦にボランティアとして参加する。
作戦開始時は自室に引きこもっており、話しかけても無言であったり、たどたどしく挨拶するのみである。しかしストーリーが進むごとに徐々に心を開いていき、素直な気持ちで会話ができるようになる。
余談だが、ショタ枠に見えて意外と声が低い印象。16歳なので声変わりの時期だろうか……
ゲーム内での性能
装備可能マナエッグ：2 装備可能スキル：4
攻撃力★☆☆☆☆
防御力★☆☆☆☆
魔法力★★☆☆☆
抵抗力★★☆☆☆
行動力★★★★★
習得必殺技
・天空剣
キャンセル効果のある単体技。鍛えると詠唱なしで発動可能になる。
初代主人公が中盤で習得する必殺技だが。今作ではかなり低燃費。
・アイテムゲット
敵からアイテムを盗む。詳細は下記参照。
・ディスカッター
直線上の敵全てにダメージ。戦闘開始位置関係からパーティ3番目に入れると綺麗に当たる。
初代のメインキャラの必殺技で、性能も同じ。
・影縛り
威力は低いが、敵複数体を高確率で麻痺させる。ボスには効かない。
・幻影剣
威力の高い8HITの必殺技。低燃費。
行動力(スピード)以外の全てのステータスが低いという典型的な盗賊キャラ。
保護者であるジェイドとはステータス、スキル・マナエッグ所持数が綺麗に逆転しているため、彼と組ませて運用するのも吉か。
防御力と魔法防御力、さらにはHPまでもが低い上に、兜や鎧といった重い防具が装備できないため、撃たれ弱さはパーティの中で最下位である。
行動力が高いので1戦闘での行動回数はやたらと多い。
一方、素で攻撃力が低いため、底上げしないと削り合いのジリ貧になる可能性が高い。コンボが3回攻撃という他のキャラクターにはない珍しい特徴があるものの、ナイフを投擲するという攻撃スタイルの為か、これがまたよく外す。
また知的に見えて魔法攻撃力が高いわけでもなく、マナエッグも2つしか装備できないので、攻撃用と回復用の1つづつ装備させる事を前提として考えると魔法アタッカーとしての展望も怪しい。攻撃演出は何度も見る羽目になるのに、ダメージが入らないので逆に面倒ということも……
スキルブックは4つ装備可能と多めだが、そのほとんどを低い攻撃力・防御力の補填に回す、又は見切り(回避率UP)や修羅の魂(攻撃回数UP)などで長所を伸ばすことになるので、スキルブック枠が多いように見えて意外と自由度は低め。
それでもこのキャラクターを扱う理由は他にある。
それは……ティトの必殺技「アイテムゲット」である。
このゲームは、敵モンスターの所持しているアイテムが戦闘中にレア度で表示されるというつくりになっているのだが、そのアイテムがドロップするかどうかはトドメを指したときに確率(10~30%)で決定される。抽選に外れた場合はお金がドロップする。
遭遇時にレアアイテムを持っている事が発覚したモンスターでも、そのアイテムをドロップするか、お金をドロップするかは運なのである、そこでほぼ確実にそのアイテムを盗めるアイテムゲットの出番である。たった20という少ない消費MPで敵のレアアイテムを回収し、さらにアイテムを奪ったモンスターからは通常通りお金がドロップする。
この確率でのドロップ形式はボスモンスターでも例外では無い。ボスモンスターはほぼ確実に破格のレアアイテムを持っているが、運が悪ければ1個も手に入らなかったという状況がありうる。
雑魚敵のレアドロップに興味が無いキャラクターでも、ボスからアイテムとお金の両方を確実に手に入れようと考えた場合は、このキャラクターのPT入りは必須となる。
彼専用の装備品も、この運用を見据えてか、ドロップアイテム絡みのものが多い。
しかし、そのほとんどが「攻撃でトドメを刺した時にドロップ率アップ」や「攻撃でトドメを刺した時にアイテムが1段階レアになる」といったタイプなので攻撃力の低いティトにはあまり適切ではなかったりする。もちろん必殺技「アイテムゲット」とは無関係の効果である。
ちなみに、必殺技は低燃費技が多い反面、全体的に威力が低い。
範囲技であるディスカッターだけは通常戦闘でも有用だが、対象が直線上のという扱いにくさもあってあまり目立たない印象。先制攻撃時は敵が1直線に並ぶため、ティトをパーティの3人目に配置すると上手く全員に当てやすい。
しかし、ティトの真価は「アイテムゲット」にあるので、SPの無駄打ちは禁物。
関連イラスト
